ベトナムのFDIとM&A
外国直接投資資金(FDI)と企業売買・合併市場(M&A)は弁証的な関係がある。
FDIの調達量はM&A市場の開設、運営、開発による。
逆に、M&A市場はFDIに対して一番早期に市場へ侵入できるルートを作る。
FDIの調達はM&A市場の建設、開発と緊密に結ばれている。
M&Aの形式で投資するFDI資金は少ない。
ベトナムにおけるM&A取引はまだ新しく、M&Aの取引価値が少ないためだ。
2000年から今まで、年間平均20案件、25000万ドルにしか達しない。
従って、M&A形式によるFDIは正式に統計されていない。
ただ、最近、M&Aが急速に発展した。
2005年に18案件が6100万ドルで実施され、2006年に32案件が2億4500万ドルで実施されたが、
2007年最初の6ヶ月で、46案件が6億2500万ドルで実施された。
その内の30案件は外国側の参加がある(主にアジア各国)。
最近の典型的な案件は、
ドンナイの若い企業株式会社がCheerfield Ramaを買収,
DaiichiがバオミンCMGを買収,
キンドーがWall'sアイスクリームを買収、Anco等。
専門家の予想によると、今後、ベトナムのM&A市場の発展は当然のことであり、
ベトナム経済のためにアジア地域内と地域外から追加のFDI資金を調達することができる。
長所と弱点
弱点:
1.企業の価値の計算と法律的な書類の審査が、ベトナム企業にとって簡単なことではない。
また、情報の透明性が低いため、企業の価値を誤魔化す恐れがある。
法律に関するリスクが発生する可能性もある。
2.外国投資家がベトナムの文化、習慣、市場、法律についてまだ良く理解できないため、
M&Aの過程の実施段階、及び、実施後の問題が発生する可能性がある。
ただ、ベトナムが世界経済に深く広く加盟し、法律を充分に改善し、
情報公開規制を透明化をすることにより、これらの弱点はすぐに解決できる。
FDI, M&Aとベトナム法律
その他、2005年の投資法はM&Aを重要な投資方式と認め、
「企業の買収、合併に関する投資が(ア)
新企業の設立、又は、投資活動の管理のための投資、(イ)
活動している企業の一部或いは全部を買収すること、(ウ)
企業を支配するために株式を購入、又は、企業を合併すること等の場合は
直接投資の方式と認める」
証券投資紙 2007年9月4日
