2007年 物価の六つの特徴

2007年は、この11年間で一番物価が上昇した年である。
今年の物価について以下の変動があった。
2007年の物価は、過去10年と比べて、
一番高く上昇した。
ある年の12月の物価を、
前年の12月の物価と比べる方式によると、
2007年 12.63%↑
2006年 6.6%↑
2005年 8.4%↑
2004年 9.5%↑
2003年 3.0%↑
2002年 4.0%↑
2001年 0.8%↑
2000年 0.6%↓
1999年 0.1%↑
1998年 9.2%↑
1997年 3.6%↑
1996年 4.5%↑
ある年の物価の上昇の平均率を、
前年の平均率と比べる方式によると、
2007年 8.3%↑
2006年 7.5%↑
2005年 8.3%↑
2004年 7.8%↑
2003年 3.1%↑
2002年 3.9%↑
- 2007年の物価の上昇スピードは、
GDPの成長率より高い
(前年同期と比べる方式によると、
物価が12.63%、GDPが8.44%を成長した)。
つまり、国会が立てた目標『物価の上昇を抑える』は
実現できなかった。
- 物価は、全ての商品販売分野、
及び、各種のサービス分野で上昇している。
それは流通している現金が大きいことを表す。
物価の上昇は貨幣からもあり、
世界の物価、
又は商品・サービスの提供状況による原因だけではない。
今年の経済成長は去年より高く、
輸入超過も去年の2倍である。
- 食糧、食品の値段は、
全体の上昇率より1.5倍高い。
物価が高く上昇することで、消費者は損をする。
実際のお金の購入価値が下がったからである。
- 住宅、建設資材の値段も高くなるため、
不動産の値段がダブルで上昇する。
従って、収入が低い人は、
生活環境を改善できない。
- 物価の上昇は、預金金利より高い。
ベトナム国営商業銀行の預金年間金利が平均8%で、
民間商業銀行が約9%であり、
物価の上昇率より低い。
従って、預金金利が物価と比べてマイナスになる。
金利が低いので、流通の資金を回収することが難しく、
インフレに影響を与え、
他の投資ルート(金、不動産)にも、影響を与える。
多くの原因
世界で物価が高く上昇することによる原因もある。
例えば、米が18%、コーヒーが27.5%、
ゴムが3.6%、胡椒が102.4%、
ピーナッツが5.8%、お茶が7%上昇した。
これらは輸出価格であり、
輸入価格がもっと高くなった。
ガソリンが7%、鉄が21.9%、
肥料が13.4%、プラスチックが9.8%、
紙が7.5%、小麦粉が56.6%上昇した。
農業生産能力があまり改善されない原因もある。
天災、感染病による損害が数兆ドンになり、
過去の数年間で最大な損害であり、
2006年のGDPの1%にあたる。
金融政策、物価の管理が良くない原因もある。
外国為替の保有額を上げ、
ベトナムドンの上昇を抑えるため、
国家銀行が数百兆ドンを支出したが、
流通している資金の回収は遅い。
今年は金の値段が引き続き上昇する7年目にあたる。
2001年 5.0%↑
2002年 19.4%↑
2003年 26.6%↑
2004年 11.7%↑
2005年 11.3%↑
2006年 27.2%↑
2007年 27.35%↑
2007年12月の金の値段は、
2000年12月より3.2倍であり、
物価の上昇率より高い。
Vneconomy.net 2007年12月26日
