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2007年12月25日

戦略無き所に資金無し

今週も新しい証券会社10社程度訪問してきた。
どこのベトナムの証券会社も外資戦略パートナー(資金と技術と言っているが、詳細?)
を求めているとのことであった。

彼らに成長戦略を聞いても下記の答えが返ってくるのが関の山だ。
到底、提携や出資をする気にはなれない。
 1)特別なルートを持っている
   政府との人脈
   要人との人脈
 2)上記からくる当社だけのスペシャル案件がある
 3)優秀な人材が当社にはいる
 4)目標は数年後にベトナムでTOP●の証券会社になること…

現在、ベトナム株式市場は成長過程にある。
また、外資規制により外資系証券会社が参入できない状態にあり、
保護産業下で業績を伸ばしているのが実情である。

確かに、
 1)Net取引
 2)自己売買
でどこの証券会社も好業績である。

しかしながら、Net取引はツールであり、インサイダー含みの自己売買のみでは
外資参入時に競争力があるとは到底思えない。

日本の証券会社は300社、マーケット規模は1/200であることを考えると、
生き残れる証券会社は1.5社。65社の証券会社はあまりにも多すぎる。

他社との差別化を図り、魅力的な証券会社として戦略パートナーを探すのではなく、
探し当てられた証券会社こそ、勝ち組”1.5社”となれる証券会社だろう。

戦略なきところに資金なし。
経営者無きベトナム市場にまだまだチャンスはありそうだ。


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

URL   http://www.bcc-jp.com/
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