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2008年08月26日

”嫌がらせ”をやめて欲しければ、契約書にはありませんが・・・


不条理は話がベトナムには多い。
下記は賃料交渉の一幕。

①契約書上はあと数年、現在の賃料でなくてはならない。
②大家は周辺事情を考慮し、賃料を上げたい
③実力行使開始(事件勃発)
 ・賃料交渉の手段として、鍵を代える。電気を切る。
 ・解決に賃借人双方に雇われた公安が出動(アルバイト)
 ・事を収める為に、裁判所(もちろん・・・)や、弁護士出動。
④結局は契約書以上の賃料条件で今一度再契約。
⑤双方の事情
 企業サイド
  ・金銭的・業務上の理由(簡単に移転できない)
    設備を充実(内装等)させた為、簡単に移転できず
    大規模なサーバーを持ち、引越しすることで業務が止まる
  ・権力(公安上部を抱え込める為、交渉は有利に進める事が可能)
  ・正論(契約書上は、価格上昇に応じる必要なし)
 大家
  ・(弱みを発見)簡単に移転できないことを了承
  ・(実現可能性)他のテナントに賃料を近づけることは不可能ではない。
  ・       突拍子も無いことを続けることで相手は交渉に乗らざるを得ない
 国家
  ・解決のために動かない(役所とはそんなところです)
  ・動いてもらうためにアルバイト代が不可欠(これがあるから役人は辞められない)
 

上記の類似ケースはベトナムで非常に多い。

ベトナムで各種管理を経験なさった方は、
一様に納得していただけると思う。

This is Vietnam…(笑)


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

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