銀行株式:有利発行にも魅力はない
本年度年中、資本金を2、3倍に増資する計画があるため
全ての銀行は、優秀な人材確保のため、社員に一部の株式を有利発行する。
1年前と比べ、社員に対する有利発行株数が多く
条件も緩くなるが、銀行株式自体の魅力が薄れつつあるため
社員は、有利発行株式の購入に消極的だ。
EXIMBANKにより発行された45800万の一般株式中
1200万株式が社員に売却されるが、この売却株価は額面よりも低くない。
Eximbankによると
今回の発行は、予備ファンドの形成や、人材を開発のために実施されるという。
現在、ファンドは「人材開発株式ファンド」と呼ばれている。
このファンドは2010年までに
社員や役員、企業発展に貢献する者に売却するための株式ファンドだ。
株主総会による認可を受け
ACBは今年の26300億ドンから63550億ドンへの増資のため
発行される37257万株式のうち、250万株式を社員に無償で供与する計画だ。
ACBの1万人の社員のうち、2500人が対象となる。
ACB会長による無償発行制度は、3年間適用される。
44490億ドンから60480億ドンへ増資する計画の中で
Sacombankは、300万株式(300億ドン相当)を
企業にとっての重要な人物に、15,0ドンの株価で発行予定。
ただ、購入した社員は、増資日より3年間は株式を保全しなくてはいけない。
HDBankは、2008年中の1兆ドンから2兆ドンに増資する計画があり
社員に、500万株式(額面で500億ドン相当)を有利発行予定。
HDBankによる社員への発行株価は、額面と同様の1万ドンだ。
ただ、購入対象は制限され
有利発行の株式を購入可能な者は、増資日より6ヶ月間は保全しなくてはいけない。
Pacific Bankも1兆ドンから2兆ドンに増資のため
株式の3%(6万株式相当)を社員に売却予定。
今年の株主総会では
殆どの銀行が、一部の株式が社員に有利な条件で譲ることを考えたが
1年前と比べ、この有利発行の株式の購入を
社員の誰もが希望しているわけではない。
2年前、銀行株式にはこの上ないような魅力があったため
額面の4〜5倍で購入を、社員は喜んだ。
ただ、現時点では、額面の1〜1.5倍で購入を社員が喜ばない。
実際、銀行の株価は2年前より70〜80%下がったため
有利発行されても売却株価が市場よりも低くない。
例えば、Sacombankの株価は2008年4月にHOSEにて30,000ドンで取引されたが
企業にとって重要な人物に15,000ドンの株価で売却し、3年間を保全の条件を付けた。
このため現在、増資株式の有利発行は、社員にとって良い投資機会には当たらない。
これらは、銀行役員の挑戦になる可能性がある。
証券投資紙 2008年5月6日
