金融合併ブーム 早くも到来か
金融・信用市場の困難は、驚くほど早く訪れた。
多くの銀行は、4ヶ月間の良い結果を発表し、自らの力を証明したが
中には、2007年の成長率を維持できない銀行も少なくない。
M&A専門家が、金融分野の買収や合併時期が間もなく訪れるだろうと
考える根拠はここにある。
ただ、これらの取引案件は主に、ベトナム銀行による
外国金融機関や投資ファンド、ベトナム戦略株主への売却だった。
例えばMayBankは、アンビンバンク株式を購入し
UOBはSouthern Bankの株式の15%を保全した。
また、Eximbankは17社の国内戦略株主を売却し、4兆ドンを調達したことなどだ。
市場分析者は、今後はベトナム銀行間の合併や
外国投資家への売却傾向が盛んになるだろうと予測している。
金融分野の専門家によると、世界的な経済危機による影響から
金融市場は2年前よりも複雑に変動し、インフレが大きく上昇した。
多くの厳しい金融政策の適用により、銀行システムの活動は更に困難になった。
また、新設銀行も増えた。
現在は、金融グループだけでなく
繊維グループ(Vinatex)やテレコム(VNPT)、保険やエネルギー等の
生産分野で活動する企業も、銀行設立を計画している。
その他、国家銀行はHSBCとStandard Charteredに対し
100%ベトナム子会社の設立について基本合意する。
数多くの外国銀行が、ベトナム子会社の設立を申請している状況だ。
これを通じ、今後は金融市場における競争が現在よりも激しくなるだろう。
実際、厳しい信用政策や国家銀行のインフレ抑制政策は影響を及ぼしている。
競争力を高めるため、合併を考える銀行は少なくない。
情報によると
第2四半期、Ocean Bank, DaiA Bank とGP Bankが提携
両社の強みを生かした営業活動を促進する。
チョウEximbank副社長の意見によると
金融市場における合併や買収時期は、予想よりも早く到来するという。
2009年は、このような傾向の中でスタートすると考えられる。
現在、Vietcombank等数社の国営銀行は
より優れた金融グループを目指した、小規模銀行の買収を計画している。
実際、この2年間で多くの国営銀行が各民間商業銀行株式会社に投資している。
これまでVietcombankは、GiaDinh Bank・Eximbank・VIB Bank・OCB・MB等
10銀行の株式を保全している。
ある民間商業銀行株式会社の代表取締役によると
金融市場が発展する際、世界では合併・買収が一般傾向だ。
併合を避けるため、各銀行は提携・協力と増資による財政力改善が必要になる。
トアンTNK Capital株式会社によると
ベトナム金融市場は、M&Aの傾向を避けられず
活動は、2010年まで活発にならないという。
今から2009年末まで
各企業は調査期間に入り、各銀行は互いの状況を理解する。
ベトナム銀行にとって、M&Aの概念はまだ新しい。
他方、金融分野は熱いと言われている。
しかし、銀行設立のため、様々な条件が要求されることから
合併や買収に、最低でも1〜2年はかかるだろう。
M&A傾向が活発化する前に
外国銀行は、ベトナム銀行株式を大量に購入する可能性がある。
100%外国銀行子会社の設立手続きは
ベトナム銀行の株式の購入手続きよりも複雑だ。
証券投資紙 2008年5月13日
