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2009年04月30日

戦略パートナー選択は困難 Vietcombank


Vietcombankの取締役会は、
上場前に戦略パートナーを選択したいが、
この計画が実施出来る可能性は低い。


4月28日、Vietcombankは第2回株主総会を行う予定。

同総会において、Vietcombankの取締役会は
2008年の上場の準備状況及び
2009年の計画を報告する予定である。

第1回株主総会においては2008年の上場計画が承認され、
関係手続きの実施が取締役会に委任された。
法律的な手続きの完了後、2008年6月2日より
Vietcombankは正式に商業銀行株式会社に変更し、
上場に関する必要な手続きを促進する。
2008年10月上旬に上場の手続きが完成し、
国家銀行に許可された。

第2回株主総会で発表される予定の取締役会の報告は、
株主の利益を確保する観点を持って、
上場前に戦略パートナーの選択を完了したい意思を明確に現す。
従って、上場関係の手続きは
戦略パートナー選択のための交渉と共に行われた。

Vietcombank取締役会の報告書は、
「しかし、2008年の困難な状況、特に2008年9月から
アメリカの金融危機と経済衰退の影響が世界中に広がり、
段々深刻な状況になっているので、
一列の投資銀行、商業銀行が倒産に至り、買収、合併された。
各経済グループの営業状況も悪化、
様々な困難な問題に直面している。
Vietcombankの取締役会は2008年末、
戦略パートナー選択の可能性は低いと認識したので、
上場に関する株主総会の決定を実施するため、
HOSEに上場を申請した。
HOSEの規定に基づいて上場書類を完成後、
2009年4月1日にVietcombankの上場が基本的に承認された。」
と掲載した。

同報告書は2009年中にVietcombankの
上場申請手続きを完了するまで
引き続き取締役会に委任することを要請した。

このVietcombankの上場計画は、
戦略パートナーを選択する前に実施される可能性が高い。
具体的な上場時期は第2回株主総会(4月28日)で決定される予定。

同株主総会において、Vietcombankの取締役会は、
2009年の基本的な計画の目標を提案し、株主に意見を求める。
その中で、総資産の目標が246.237兆ドン(11%増加)、
税引き前利益が3.320兆ドン、不良債権が3.5%以下、
配当が1株当たり1200ドンと予定する。



Vneconomy.net 2009年4月28日

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