失敗の続く国債入札 金利問題
ベトナムドンの国債入札は、年明けから現在に至るまで、
ほぼ失敗に終わっている。
証券投資紙 2009年6月2日
ほぼ失敗に終わっている。
4月上旬から現在にかけて、国債の金利上限は1.2%引き上げられた。
(7.6%~8.8%へup)
しかし、国債入札が成功したことは一度もない。
なぜなら、入札申請金利も同時に引き上げられ、
9.7%までになった時期もあるくらいだからだ。
金利の断続的引き上げ続く
直近の3回の国債入札では、
2年期限債券の調達金利の上限は、
順番に7.9%、7.6%、8.4%であった。
その一方で、最低の入札申請金利が、
順番に8.8%、8.8%、8.7%となっていた。
3年期限債券についても、
入札最高金利が8.3%、8.8%で規定されたのに対し、
最低入札申請金利は順番に9.0%、9.7%となっていた。
5年期限国債の金利は最も早く変更となり、
1月後、入札申請金利は8.2%から9.2%に上げられた一方で、
入札最高金利は7.9%から8.4%までにしか上がらなかった。
現在、市場金利と財務省の最高金利の差は、徐々に狭まっている。
最大差は1.2%(5年期限もの)から
0.7%(2年期限)にまで下げられた。
金利競争はまだ終わっていない。
入札者と財務省の焦点は未だ合わないままである。
国債入札の失敗が続けば、金利を引上げる圧力を高めることになる。
金利問題 先延ばしは危険
ここ最近の国債入札失敗の主な原因は、
投資家が期待する金利が、財務省の規定より高いことにある。
年初5ヶ月のHASTCでの債券取引の統計を見ると、
4月、5月の取引量は、売却、購入双方で急減している。
今年5月15日の債券週刊報告書の中で、
国家銀行が、公定歩合を現在の年間7%から
6.5%に下げる可能性があることが発表された。
Sacombank証券(SBSC)は、この情報が、
債券の売却量が急減した主な原因である、と見ている。
(4月の取引量は3月の3分の1相当であった)
Bloombergのデータベースによると、
決算期限1年以内の債券の取引収益が、
4月、5月あたりから減少を始めているという。
2~3年期限債券の取引収益も5月に入って減少しだした。
同様の期限の銀行預金金利は債券金利より高くなっている。
銀行によっては年9.7%で調達しているところもある。
商業銀行の預金金利や国債の取引収益は、
財務省確定の上限金利よりをかなり上回っている現状がある。
SBSCは、
「先週は、債券の取引収益が高く維持されていた。
この主な原因は、ベトナムドンの預金金利が高いため、
年間9.5%以下の金利で債券を購入すると収益が出なくなるため。」
と分析している。
その他、機関投資家、外国投資家などは、
そろそろインフレが上昇すると考えている。
SBSCの統計によると、
売却側と購入側の債券金利の差は大きい(1%のときもある)。
従って、2~3年期限の債券は、
購入側の需要に合わせて9~9.1%で変動する。
一方で売却側は8.8~8.95%で売却を希望する。
銀行市場の金利の問題が早期に解決できなければ、
債券市場の流動性が改善できないだろう。
(7.6%~8.8%へup)
しかし、国債入札が成功したことは一度もない。
なぜなら、入札申請金利も同時に引き上げられ、
9.7%までになった時期もあるくらいだからだ。
金利の断続的引き上げ続く
直近の3回の国債入札では、
2年期限債券の調達金利の上限は、
順番に7.9%、7.6%、8.4%であった。
その一方で、最低の入札申請金利が、
順番に8.8%、8.8%、8.7%となっていた。
3年期限債券についても、
入札最高金利が8.3%、8.8%で規定されたのに対し、
最低入札申請金利は順番に9.0%、9.7%となっていた。
5年期限国債の金利は最も早く変更となり、
1月後、入札申請金利は8.2%から9.2%に上げられた一方で、
入札最高金利は7.9%から8.4%までにしか上がらなかった。
現在、市場金利と財務省の最高金利の差は、徐々に狭まっている。
最大差は1.2%(5年期限もの)から
0.7%(2年期限)にまで下げられた。
金利競争はまだ終わっていない。
入札者と財務省の焦点は未だ合わないままである。
国債入札の失敗が続けば、金利を引上げる圧力を高めることになる。
金利問題 先延ばしは危険
ここ最近の国債入札失敗の主な原因は、
投資家が期待する金利が、財務省の規定より高いことにある。
年初5ヶ月のHASTCでの債券取引の統計を見ると、
4月、5月の取引量は、売却、購入双方で急減している。
今年5月15日の債券週刊報告書の中で、
国家銀行が、公定歩合を現在の年間7%から
6.5%に下げる可能性があることが発表された。
Sacombank証券(SBSC)は、この情報が、
債券の売却量が急減した主な原因である、と見ている。
(4月の取引量は3月の3分の1相当であった)
Bloombergのデータベースによると、
決算期限1年以内の債券の取引収益が、
4月、5月あたりから減少を始めているという。
2~3年期限債券の取引収益も5月に入って減少しだした。
同様の期限の銀行預金金利は債券金利より高くなっている。
銀行によっては年9.7%で調達しているところもある。
商業銀行の預金金利や国債の取引収益は、
財務省確定の上限金利よりをかなり上回っている現状がある。
SBSCは、
「先週は、債券の取引収益が高く維持されていた。
この主な原因は、ベトナムドンの預金金利が高いため、
年間9.5%以下の金利で債券を購入すると収益が出なくなるため。」
と分析している。
その他、機関投資家、外国投資家などは、
そろそろインフレが上昇すると考えている。
SBSCの統計によると、
売却側と購入側の債券金利の差は大きい(1%のときもある)。
従って、2~3年期限の債券は、
購入側の需要に合わせて9~9.1%で変動する。
一方で売却側は8.8~8.95%で売却を希望する。
銀行市場の金利の問題が早期に解決できなければ、
債券市場の流動性が改善できないだろう。
証券投資紙 2009年6月2日


