ブルーチップ ベトナム投資ニュース

半年前の証券市場が最も困難だった時期、
各証券会社の営業も大変困難な状況にあり、
赤字のために国家証券委員会の
増資計画に対応できない会社も少なくない。

多くの会社が、開発計画の実施を延期し、
営業業務を縮小し、
生き残るため一部の資本金を
外国投資家に譲渡した。

しかし、この数カ月で、
市場が急速に上昇したので、
証券会社の営業は回復しつつあり
黒字傾向になっている。
そして、一連の証券会社は
早期に開発計画を促進するため
競い合うように増資している。

具体的にはThang Long証券株式会社が
4,200億VNDから6,500億VNDに、
Tan Viet証券株式会社が
1,280億VNDから3,500億VNDに、
ベトナム証券株式会社が
450億VNDから1,000億VNDに、
Kim Long証券株式会社が
6,000億VNDから6,600億VNDに
それぞれ増資した。
また、農業農村開発銀行付属証券会社
（Agriseco）も
1.2兆VNDから2.4兆VNDに増資するために
1.2億単位の株式を追加発行する予定である。

このような増資計画は以前からあったが、
各証券会社は市場の回復を期に
実施したいとの思惑のようである。
この状況は、2009年初頭とは
まったく逆の動きである。

国家証券委員会によると、
証券会社の増資申請書類は
続々と提出されているが、
それらは主に大規模の証券会社である。
証券会社によると、
資金調達計画を作成し、
合理的で明確な利用計画があり、
株主に対して平等的に対処することは、
市場にとってもよいことである。

増資は活動規模の拡大需要に対応し、
よりよいサービスを提供するために
当然のことである。
特に、回復間もない
安定感が十分でない市場が背景において
必要なことでもあろう。

ただ、各証券会社が選択した増資方法は
既存株主に対する追加発行である。
最近、市場の積極的な変動が
増資計画の実施の成功に与える要素となりうるが、
この方式を過度に利用することは
市場がまだ安定的に発展していない場合、
投資家にとって、有効的な短期投資の
選択肢とはならない。