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2010年05月21日

VND調達金利 再び引き上げへ


5月20日、商業銀行はVND調達金利の引き上げを発表、
最近の金利引き下げ傾向に逆行する形となっている。


5月19日、南部、北部の商業銀行の役員が、
今後の統一的な調達金利と貸出金利についての協議を行った。

これを受け5月20日、商業銀行数社が
新たなるVND調達金利を発表した。
これらは主に短期間である。

Sai Gon商業銀行株式会社 (SCB)では、
5月20日から、金利が多少調整された。
6~13ヶ月期限の金利が年11.6%で統一され、
1週間~5ヶ月の短期金利が年10.8~11.55%に引き上げられた。

ACB銀行では1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月期限の金利が
年0.1~0.2%引き上がり、10.88~11.18%となった。
ACBは現在銀行システムの中で、
最も高い調達金利(年間11.6%)を適用している銀行である。

ベトナム輸出入銀行(Eximbank)では、
3、6ヶ月期限のVNDの調達金利が、
5月20日からそれぞれ年11.55%と11.58%になった。
また、100億VND以上の預金資金に対する調達金利が、
3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月期限に対しそれぞれ、
年11.7%、11.73%、11.8%になった。
その他、50歳以上の顧客に対し、
預金期間によって0.2%、又は0.24%をプラスされる場合がある。

これにより、一連の銀行が一斉に金利を年11.5%に引き下げた1ヵ月後、
VND調達金利が再び引き上げられる傾向となった。



Vneconomy.net  2010年5月21日

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