« ハノイ市の小売市場 3年後の面積は6倍に | メイン | 在外送金 今年60億USDに達する見込み »

2010年08月06日

日本の投資家にとってベトナムは魅力的な投資先


ベトナム人の消費の増加と、
中国への投資リスクを減らすため、
日本の投資家がベトナムを投資先に
選んでいる。


第3回ベトナム・日本経済フォーラムが
「日本の外国への投資傾向-ベトナムの場合」のテーマで
8月3日、東京で開催された。

多くの出席者がベトナムは
日本の投資家にとってまだ魅力的な
投資先であるとしている。

同フォーラムにおいて、
菅野沙織・大和総研(DIR)
調査本部アジア事業調査室上席主任研究員によると、
ベトナムはアジアの投資家にとって
中国に次ぐ「世界の工場」として
魅力的な投資先となっている、。

また、一連の大規模なインフラ整備計画が
ベトナム政府により展開されるので、
外国投資家にとっては魅力的な
ビジネスチャンスとなる。

しかし、外国投資資金を調達するには、
ベトナム政府は公民連携投資方式(PPP)に対する
法律面での整備が必要となる。
それが公的なインフラ整備計画に
資金を調達する基盤となる。

ベトナム政府は
早期に資本市場を発展させ、
外国間接投資資金を調達するために
投資環境をより改善する必要がある。

馬場雄一・日本貿易振興機構(JETRO)
海外調査部 アジア大洋州課課長代理は
日本の投資家にとってベトナムの投資環境は
まだ非常に魅力的であるという。

JETROの最新研究結果によると、
ベトナムにおける人件費は
東南アジア諸国の生産分野と非生産分野ともに
最も低い。

2010年にベトナムで活動している
多数の日本企業によると、
営業状況は良好に改善され、
国際金融危機後のベトナムでの営業展望は
明るくなってきている。
今後1~2年以内にベトナムで営業活動を
拡大したいとする日本企業は
ASEAN各国で一番多い。

馬場氏は、ベトナムの強みについて
政治・社会の安全、市場の規模、
潜在発展力の高さ、労働人材の豊富さ、
人件費が低いことを挙げている。


ベトナム通信社 2010年8月4日

« ハノイ市の小売市場 3年後の面積は6倍に | メイン | 在外送金 今年60億USDに達する見込み »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー