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2011年07月08日

11月に日本発のカンボジア証券投資ファンドがオープン


このファンドの規模は最初時点で約4億円~5億円と見込まれている。

ファンドを開設するのは日本の Asset Designファンド管理会社。社長の
マックス・高橋氏によれば、将来的にはファンドの規模が10億円まで
拡大される可能性があり、活動期間は10年の計画となっている。

高橋氏は「インド、中国、ベトナムに投資しているファンドが多いが、
カンボジア市場に投資しているファンドはまだない。我々はこの2年間で
カンボジア市場を綿密に調査した」と述べた。

Asset Designはカンボディア経済が順調に成長し、証券市場がベトナム等
アジア地域の他の国と同様に発展すると分析している。

なお、同社は7月下旬から9月中旬にかけてファンド設立の申請手続きを
行っており、8月と9月に投資家に対するセミナーを実施する予定である。

CSX (カンボジア証券取引所)は7月11日よりオープンされる計画があるが
現時点では上場申請の会社がゼロの状況である。

また、証券取引活動は年末まで延期される予定である。現時点で国営企業の
3社と民間企業10社が上場の希望を持っている。

Asset Designはカンボジア証券投資ファンドの利益が短期間で2倍~3倍に
拡大することを期待している。また、同社はIPOの会社に対して大掛かりな
投資をする予定となっている。

2002年の設立以来、 Asset Designは新たに発展を遂げた市場で投資品目を
多様化する努力をしている。

現在、Asset Designは76億円相当の資産を管理している。また、日本円で
25億円の価値を持つ二つの証券投資ファンドを運営している。さらには年金の
管理ファンドと機関投資家に対するコンサルティング活動も行っている。


Vneconomy.net  2011年7月8日

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