ブルーチップ ベトナム投資ニュース

HSBCによると、ベトナムのCPIはこの一年で最も下がり、貿易赤字が
減った影響でUSD国債が年間10％の金利を生んでいる。

ベトナムの次に位置するインドでは国債が年間7.1％の金利を捻出させ、
中国の国債は年間4.9％の金利を記録している。

今年はベトナムの国債に対するニーズが大きく、利益率の高い市場は
アメリカ国債の利益率やアメリカ経済が回復しつつあることによって
影響をあまり受けていない。

Aberdeen資産管理会社と投資グループ のUnion Investmentは昨年から
ベトナム国債の購入を促進させた。

Union InvestmentのSergey Dergachev社長は「ベトナムはアメリカ国債の
金利が上昇傾向にあるため、質の良いトレーディング市場だ」と述べた。

清算期限が2020年1月に設定されているベトナムのUSD国債は金利が
3.26％であり、同じ期限のアメリカ国債より金利が高い。

ベトナムでは貿易赤字が減少の傾向にある。3月の超過輸入額は2月の
2.79億USDから1.5億USDに減った。また、インフレの下降により、
国内の外貨需要が減少すると共にVND安のプレッシャーも減っている。
この背景を受けて国家銀行の外貨準備資金に増加が見込める。