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2011年10月10日

ECC 不安あるもアジア開発に意欲


オランダに拠点を置く小売グループ、
ECCの子会社ECC International Real Estateの
会長兼専務社長-Tjeert Kwant氏は、
アジアでの投資チャンスの調査結果について、
アジアの中では、
ベトナムとタイに高い潜在性があるとの評価を下した。


Tjeert氏によると、現地の消費能力と不動産価値から、
この2国が、ECCが将来市場を開拓するにあたって、
最初に選ばれることになる、と語っている。
ECCは注目すべき点として、
人口の多さ、潜在力の大きさ、
小売市場が未開拓であること、などを挙げている。

Tjeert氏は、
「現在ECCは、ハノイ、ホーチミンの2都市で、
 ショッピングセンター(Small)の整備計画を立案しており、
 実施にあたって、ベトナム政府との交渉を開始している。」と述べた。
交渉の結果は、2012年上半期内に発表される予定である。

Tjeert氏はベトナムの市場開拓の難しさについて、
投資家が土地を所有できず、レンタルするしか方法がないこと、
またインフレと金利が非常に高いことなどを挙げたうえで、
問題にうまく対応し、運営できれば、成功するはずである、
と自信を見せた。

ECCは現在、アジアで第1期の開発計画を実施している。
この計画はタイ北部のChiangMaiで、
Promenada Resort Mall名義で9.3ヘクタールに実施されている。
第2計画はタイの東北部に、来年初頭に展開される予定となっている。



Vneconomy.net  2011年10月10日

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