« ベトナム経済 翌年に持ち越される3課題 | メイン | 成長率は年間29% ~ソフトウェア加工産業~ »

2011年12月09日

丸紅、ベトナムに法人設立


ベトナムで約20年間に渡って駐在事務所を置く丸紅は
日本の5大商業社のうちの1社であり、多様な分野で活動している。
同社は今後のベトナムで営業投資活動を促進すさせる目的で
このたび丸紅ベトナムを設立した。


丸紅ベトナムのRyuhei Shimasaki代表取締役によると、
丸紅は従来の輸出入活動以外に、ベトナム国内の販売活動を
展開する予定となっている。今後、丸紅は農産物、食品、水産物加工分野で
活動しているベトナム企業と提携予定である。

その中の一つが、Dofico(Dong Nai食品工業公社)との協力計画である。
これ以前の2011年7月、 Doficoと丸紅グループの間では農産食品加工分野での
戦略協力合意書が締結された。これによってDoficoと丸紅は 畜産用食料の加工分野、
Dong Nai Agropark工農業工場投資計画のインフラ整備投資、並びに
新鮮食品販売チェーン店開設の三つの面で協力を行う予定である。

この他、Proconco(ベトナム・フランス畜産用食料加工株式会社)と
丸紅シンガポールの間で協力合意書が締結されている。丸紅シンガポールは
運搬サービスへの投資を通じてProconcoの材料輸入活動に協力する。

今後、丸紅は魚缶詰、水産物缶詰の加工産業を開発するため、他の企業とも
業務提携を結ぶ予定となっている。

丸紅グループは1991年にハノイ市とホーチミン市に駐在事務所を設立し、
2009年にQuang Ngai省にも連絡事務室を置いた。丸紅はベトナムで食品加工、
化学物販売、バルブ販売、エネルギー開発、金属鉱山開発、機材設備の販売を
展開するとともに、発電所、テレコム等のインフラ整備計画にも参入した。
丸紅ベトナムの投資総額は500万USDであり、輸出入活動、商品販売、貿易仲介、
丸紅が調達する機材・設備のメンテナンスサービス、市場調査研究サービスを
展開する。丸紅は世界84カ国に600社の子会社を保有している。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年12月8日

« ベトナム経済 翌年に持ち越される3課題 | メイン | 成長率は年間29% ~ソフトウェア加工産業~ »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー