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2012年03月08日

ホンダがベトナムでバイク販売を積極展開


現在、バイク市場は経済不況の影響で販売状態が芳しくないが、
Honda Vietnamは230万台という販売計画を立てた。


この計画はHonda VietnamのKoji Onishi社長によって3月7日に
ホーチミン市で発表された。Onishi氏によると、この計画は
昨年ベトナムに参入してから最高の業績(370万台)を達成した結果に
基づいており、2010年より22%の増加を目指す。

具体的には2011年に203万台のバイクを販売し、生産販売関連の
FDI企業5社によるマーケットシェアの61%を占め、ヤマハやスズキ、
SYM(台湾)、Piaggio(イタリア)を超えている。

Onishi氏は「2011年はベトナムに進出して以来、初めて販売業績が
200万台を突破した年である」と述べた。

統計によると、Honda Vietnamは2010年に約172万台、2009年には
約143万台を販売した。

Honda Vietnamによれば、ベトナムの消費者にはスクーターの購入が
目立っている。昨年Honda Vietnamが販売したバイクの中でスクーターは
38%を占めているが、2006年の時点ではまだ10%だった。
同社は今年のスクーター販売台数が全体の40%を占めると予測している。

Honda MotorのHiroshi Kobayashi専務社長兼 Asian Honda Motor社長は
ヨーロッパの債務状況やベトナムのインフレ高騰化、消費に対する銀行の
借金が困難な現状にも関わらず長期的に見ればベトナムは発展性が高く、
ホンダにとってはインドネシアに次いで大きなバイク市場である。

現在、ホンダは北部のバイク工場3カ所に約5億USDを投資した。
ベトナム国内の市場だけではなく、ラオス、カンボジアやフィリピンにも
部品を輸出している。Honda Vietnamは昨年これらの市場にバイク部品を
輸出したが、今年はさらに上を目標としている。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年3月8日

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