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2012年10月22日

Dong Nai省にテルモ工場誘致


日本の最大の医療機器メーカーTerumoが、
Dong Nai省Long Thanh郡Long Duc工業団地に
医療機材生産工場を整備することが明らかになった。
この案件の投資総額は9,890万USD。


今回は、ベトナム国内で2回目の投資案件となる。
1回目はハノイで、投資総額は1,950万USDであった。

Terumoグループによると、
Dong Nai省の新工場は敷地面積10ヘクタールを擁し、
2015年第2四半期頃に竣工予定となっている。
製造される製品は主に、
血液保管袋(年900万枚)、血液自動採取工具(年120万セット)など。
製品の販売先は東南アジアや、ヨーロッパとアメリカなどになる。

今回の案件は、Long Duc工業団地に投資された
日本のFDI案件としては4番目となる。

Dong Nai省工業団地開発会社によると、
今年に入って現在までに、多くの日本企業が現地視察しに訪れているという。
Nhon Trach 3工業団地では、8月までに
日系企業代表団の40団体が工場視察に訪れた。

Dong Nai省計画投資局局長-Bo Ngoc Thu氏は、
同省への日本からの投資が年々増加している、と語った。
9月までの新規投資申請額と増資額は既に10.63億USDに達し、
年次計画(9億USD)を超えている。

Thu氏によると、
Dong Nai省に進出している海外投資家は主に
日本や韓国、シンガポールから来ているという。
中でも日本の関連案件は17件で、投資総額は5.1億USDに上り、
新規FDI投資額の80%以上を占めている。
そのほとんどが、工業団地への進出だ。
最大規模の案件はLixil Vietnam有限会社による
Long Duc工業団地への投資で、その申請額は4.41億USDに上る。

Dong Nai省工業団地管理委員会の統計によると、
9月までに認可されているFDI案件は主に、
機材製造、電子部品組立、食品等の加工生産案件であるという。
国が力を入れるハイテク系工場の誘致については、
2つの案件が獲得できた。
Belmont Manufacturing有限会社による、医療機材・歯科機材の生産案件と
Maspro Vietnam有限会社による衛星テレビの受信機材、
ケーブルテレビ設備、セキュリティー関係の機材等の生産案件だ。

現在、ベトナム各地の工業団地で、
日本からのFDI調達に向けた、さまざまな対策が採られている。
ベトナムは、今後も日本企業の工場が海外へ進出する傾向が続くものと、
大きな期待を寄せている。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年10月22日

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