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2009年05月09日

初のベトナム製ガソリン


2009年5月6日11時、
ズンクアット石油加工会社の第13工場で
102RONのガソリンを初めて精製した。


これは、今月末に提供される予定の
3種類のガソリンの一つで、
現行のRON92、95、98などのガソリンより
より高いRON係数のものである。

ズンクアット石油加工会社から
製品の供給が開始すれば、
国内のガソリン供給は安定し
当初は、月間50万トンを市場に供給、
価格は輸入品と同じと予想される。

ズンクアット石油加工工場内の様子(写真:PVN)
ズンクアット石油加工工場内の様子(写真:PVN)

最近の記者会見で首相は、
ベトナム国家石油グループ(PVN)の
Dinh La Thang取締役は
「Made in Vietnam」のガソリン価格算出に関する
基本的な提案については
PVN、財務省などの各関係機関に任せると述べた。

また、ズンクアットのガソリン価格は
政府の指導に従い、
下記のような原則を順守する必要がある。
①市場価格の動向をフォローする
②価格がVietsopetro合弁事業のパートナーに対して
影響を及ぼすことがなく、
工場が正常に稼働を継続できること
(具体的には、利益を上げて2010年には株式販売ができること)

政府などは、ズンクアット石油加工会社が
株式の49%を売却することを認めており、
戦略パートナーとして、
長期・計画的に原油の供給が受けられる
ロシアや中東国などを優遇する予定だという。

ズンクアット石油加工会社は
2005年に稼働を開始、
面積は600haでサッカー場の1,200倍もある。



2009年5月8日 Vnexpress ウェブサイト

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