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2008年06月03日

抜け目無い ベトナム人投資家

インフレや株式相場下落に今だ政策を打ち出せずにいるベトナムではあるが、
改めて、ベトナム人投資家の抜け目無さを感じる。

新聞等で外国人が知る悲観的なベトナムは以下だろうか。
・株式市場下落
  ハノイ・ホーチミン共に約20営業日続落
・不動産市場下落
  ハノイでは高級アパート、空室目立つ
・国債
  成立しない時も。

そんな中、上限預金金利撤廃により、
銀行預金に資金が流れている模様。

低金利、物価安定の日本において、資金の流れや、利殖の方法は限定され、
大きく資金を失うことも無い代わりに、大きく利益を出すチャンスも無い。

しかしながら、今日のベトナムでは、全てが逆。

さて、そんな状況下の我々外国人の投資先であるが、
資本増強により、財務体質の強い金融セクターの会社に期待。
貸付金利は22%前後、資金調達がある程度完了し、
自己資本を持つ金融機関の利益率は非常に高く、
また、金融機関同士での資金融通の際も強気の担保設定をし、
強いものがさらに強くなっている現状がある。
(マフィアもびっくり、もの凄い担保の設定の仕方をする…)

こんな時こそ、日本の証券会社に
”ベトナムファンド”を販売してもらいたいものである。
このタイミング、ファンドマネージャー不要ですし(笑)


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

URL   http://www.bcc-jp.com/

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