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2009年01月26日

リゾートブーム到来?


ここ数年、ベトナムでは
夏に家族でリゾートを楽しむ人が増加している。
サービスの良さはもちろんだが、
閑静で衛生的な場所が特に人気だ。

それまで、リゾート地を訪れる客は、
ほとんどが外国人や、ベトナムの富裕層だけであった。
しかし今は、高収入の年配者だけでなく、
若い家族連れからの需要も高まっている。

<理由>
(1)安全な遊び場、衛生的な食事を望む傾向が強まっている。
(2)ベビーシッターサービス等、子供の手が親から離れる。
(3)混雑するビーチを避けたい。

ベトナムのリゾートは、
きれいなビーチのある中南部が充実している。
価格は一泊 65USD~(朝食付)で、
滞在期間は最低でも3~4日である。

もともと力を入れている側面もあってか、
中南部では、割と設備やサービスが充実している。
一方で、北部のリゾート開発は、他地方に後れをとっている。
看板こそ高級リゾートを掲げているものの、
設備やサービスは「高級」とは言いがたいところが多い。

山間部にリゾート地があるのは、北部の魅力だが、
冬があるのが難点だ。
数自体も少なく、需要を満たすには、
まだしばしの時間が必要だろう。

北部の人々にとって、短い休暇を満喫するために、
中南部まで行くとなると、航空機の利用等で
費用もかさむことになる。

仕事と育児に追われ、ストレスも増加の一途をたどる、
現代のハノイ市民。
近場で、冬でも楽しめるリゾート地が開発されれば、
仕事の効率UPにも繋がるのでは。


(フエン)


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