ホーチミン市 車両手数料大幅値上げの可能性
バイクや自動車は毎年、交通手数料を支払う義務がある。
登録料が2倍、駐車料も2~3倍に増加させるという案が、
ホーチミン市人民委員会から、財務省に提案された。
提案によると、バイクは毎年1台あたり50万ドン、
7席以下の自動車が1千万ドンの交通手数料を
納入しなければならない。
この交通手数料は、各団地、村の人民委員会が納める。
納入証明書は運転免許等の必要書類と共に保管する必要があり、
時には、公安への提出も要求される。
納入しない場合、バイクならば1回250,000ドン、
自動車ならば1回500万ドンの罰金がある。
これは個人所有のバイクや自動車が急増しているのを受けて、
状況改善のため、ホーチミン市人民委員会が考えた
厳しい対策である。
ホーチミン市人民委員会は、
交通手数料と共に、登録料も2倍に上げたいと考えている。
例えば、1,500万ドン以下のバイクの登録料を
50万ドンから100万ドンに、
1,500万ドン~4,000万ドンのバイクは
100万ドンから200万ドンに、
4,000万ドン以上のバイクは
200万ドンから400万ドンに引き上げ、といった具合だ。
ホーチミン市人民委員会は財務省に対し、
車の駐車料金を1回当たり2万ドンから3万ドン、
1ヶ月当たり50万ドンに引き上げている。
現在、ホーチミン市は
第1地区、第5地区で交通料納入を試行的に実施している。
交通違反に対する処罰も調整される。
自動車の場合、
・ロータリーで規定の方向に回転しないこと
・駐車違反で交通渋滞を引き起こす
・信号無視
等の違反を犯した場合、
罰金が10万ドンから500万ドンに引き上がる。
バイクの場合、信号無視や、進入禁止無視などを犯した場合、
8万ドン~100万ドンの罰金となる。
街中での交通妨害は罰金5万ドン~50万ドン。
現在、ホーチミン市で登録されている
約356万台のバイクと36万台の自動車に
地方から来る車両を足すと、
1日平均70万台のバイクと6万台の自動車が
街中で走っていることになる。
また、毎日約1,100台のバイクと
120台の車が新たに登録されている。
しかし、ホーチミン市の交通インフラは、
現在250万台の各種車両にしか対応できない状況にある。
毎年、道路が1%建設される間に、
車両数は15%増加している。
さらに、一部の市民が交通違反を常習しているため、
市内に交通状況はコントロールできなくなる。
その上多くの道路が、工事中なことに加えて、
露店として利用されたり、保護者の送迎のために、
狭くなってしまっている。
緊急対策が適用されたものの、交通渋滞は毎日起こっている。
ホーチミン市人民委員会は、
状況改善のためには、個人の車両を減らす対策が必要である、
との見方を示している。
上記の交通料の納入、登録料の調整等は、
交通インフラの投資開発予算に充てると同時に、
車両数を減らし、交通渋滞を改善させる効果が期待されている。
Vnexpress 2008年10月8日


