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2012年03月22日

ベトナムがBloombergの優良な営業環境を持つ50カ国入り


ベトナムがBloombergの評価で世界の最良営業環境を有する50カ国に含まれる
東南アジア3カ国の1つとなった。


BloombergのBest Countries for Business Rankingが3月21日に発表された。
それによると、ベトナムは50位中46位でキプロスと同位である。注目すべきは
ベトナムのランキングがBRICの中に入っているロシア、インド、ブラジルの
3カ国より高いということだ。

東南アジア地域でTOP50に入った国はシンガポール(9位)、マレーシア(32位)と
ベトナムで、隣国の中国は19位につけている。

Bloombergの評価によると、最も良好な営業環境を保有する国は香港、オランダ、
アメリカ、イギリス、そしてオーストラリアである。

Bloombergの今回の評価は世界の160カ国に対象したものである。営業環境の評価は
国際経済加入(10%)、企業設立経費(20%)、品物の運搬経費(20%)、
その他の有形経費(20%)、現地の人民の消費(10%)に基づいて行われる。

一位の香港は49%、ベトナムは36.2%の評価を獲得した。

ベトナムが最も高い評価を得た項目は国際経済加入で、逆に最も評価が低かったのは
その他の有形経費だった。因みにその他の有形経費には汚職、知的所有権の保存、
税金・会計システムの調整力等の要素が含まれている。

最近のBloombergはベトナムを高く評価している。ベトナムは2月頃に潜在能力がある
発展当初市場(frontier market) と評価され、40年後には世界最大の経済先進国50に
入ると予想された。

Vneconomy.net  2012年3月22日

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