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2009年02月17日

不動産市場 ブーム再来はまだ


「牛を飼う、結婚、家を建てる」
は成人になったことを現すが、
その3つを実現することは簡単ではない。


上記の言葉は昔からのものであり、現在は、
「家を建てること」が一番重要な要素になり、
各家庭にとって最優先される。
「滞在場所を確定しないと、仕事も安定しない」と言う考えもある。
土地は担保用のもの、投資家にとって利益作りのものでもある。

投資資金について、換金が導入より多い

ベトナムは人口密度が高く(260人/1Km2)、
世界(48人/Km2)やアジア・東南アジアの
平均人口密度(128人/1Km2)より高い。
世界中の208カ国の中で41番目に位置づける。

ベトナムの土地は国の財産であり、
各機関、個人は土地使用権しか持たないが、
後継者に引渡し、譲渡、担保にすることができるので、
特別な魅力がある。

また、北部、中部の都市、農村において、
家の整備を堅固化する傾向がある。

さらに、1992年より土地法が有力になった後、
不動産市場が何回目かの「ブーム」になり、
土地の価格が数%ではなく、倍に上昇した。

第1回目の「ブーム」は1993年に始まり、
1994年-1995年までに続いた。
その後、不動産市場が6年間固まり、
2001年-2002年に第2回目の「ブーム」が起こり、
その後の5年間にまた固まり、
2007年から2008年の年初に第3回目の「ブーム」が起こった。

2008年第1四半期末から今まで、不動産市場はまた固まり、
取引件数及び投資資金の導入もかなり減った。

現在、不動産市場への投資資金は引き続き換金されている。

投資資金の換金の原因は数多くあるが、
この1年以上不動産市場が固まっている事も
一つの原因である。

投資家においては、手持ちの商品がまだ多すぎるため、
追加投資したくない。
また、ベトナムから数十キロ離れている別荘はなかなか売れない。
さらに、以前高い金利で借りた資金の返済期限が迫っているので、
非常に困難な状況になっている。

本当に需要を有する人はさらに値下げになるのを待っている。

しかし、商品の種類は使用者の需要に適応していない。
需要の大多数は50平米~70平米の部屋、
3億ドン~5億ドンの物件を目指しているが、
投資家は数百平米の部屋を中心に建設し、
10億ドンから数十億ドンのものを中心に投資している。

現在、建設資材の価格がかなり下がり、使用者のニーズはまだ高い。

不動産が好況になるのはいつか

不動産市場の取引は2010年までは好況にはならないと予測される。
そして、不動産の価格はその後に上昇する。

この予測の根拠は以下の通りである。

理由1: 現在、建設会社の供給源及び投資家の供給源を含む
住宅の供給源が裕福である。

理由2:住宅の需要は大きいが、去年から今年にかけて
人民の収入及び財政力が弱くなっている。
一部の人々は職がないため、消費を節約している。
多くの投資家は証券市場で大赤字になっている。
その他、資金力がある投資家は不動産市場ではなく、
金、USDの市場に投資している。

理由3: 歴史的な統計資料によると、
不動産市場の「ブーム」は5年ごとに起こる。
従って、第4回目のブームは第3回目のブームの
5年後になるので、2012年に起こる可能性が高い。
ただし、不動産市場の「ホット・コール」周期が
短くなる可能性もある。



Vneconomy.net  2009年2月16日

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