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2009年07月08日

他国より魅力的なベトナムの投資環境


ベトナム投資環境・投資展望に関する
Grant Thortonベトナム会計・企業コンサル社の
調査結果によると、
調査対象企業の3分の2が
ベトナムの投資環境について高く評価し、
ベトナムの投資環境が他国より
魅力的であるとしている。


2009年7月9日、
アジアDI工業投資ファンドが
Dream Incubator株式会社(日本)と
Orix 株式会社により開設された。
同ファンドは規模が600万USDで、
食品加工、調味料、小売、商業、広告等の分野へ
投資する予定である。

また、最近、
国際財政サービス連盟(GAP)の代表団が
ベトナムへ投資チャンスを調査しに来越、
今後、約2.5億USD規模の
ベトナムでのインフラ整備投資ファンドが
開設される予定である。

さらに、ホーチミン市の工業団地視察結果について、
GAPグループのメンバーである
Bernard Pouliot -Quamグループ会長は
ベトナムにはさまざまな投資チャンスがあり、
インフラ整備のほか、財政システム整備、
生産システム整備等の分野などにも
投資チャンスもある、と述べた。

実際、今までベトナムは
間接、直接の両方において、
外国の投資ファンドに注目される。
さらに、多くの外国投資関係企業が
ベトナムにおける生産規模拡大を決定している。

Raul T.Falcon- P&Gインドシナ担当社長の
コメントによると、
2009年中にP&Gが、
シャンプー・せっけんの生産ラインを拡張する予定で、
現在の生産能力から15%~20%増加するという。
そのほか、大規模な販売センターも設立し、
ベトナム市場および輸出の需要に
十分に対応できることを目指すという。
P&Gはこの新規投資計画のほか、
2009年にベトナムで二つの生産分野において
追加、拡大する予定という。

全世界の生産ネットワークにおいて
P&Gのベトナムでの成長率は
P&Gインドに次いで2番目になっている。
また、2008年の売上は1.3億USDに、
成長率も年間平均25%に達する。



証券投資紙 2009年7月8日

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