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2010年02月27日

ベトナム民間企業 成長が遅れる理由


直近の調査によると、ベトナム民営企業の
80%が小規模に留まることが明らかになった。
企業法が適用されて約10年が経過する中、
民営企業が大きくならないのはなぜだろうか?


一般に小規模企業とは、
資本金50億VND以下、労働者数が50人以下の企業を指して言う。
問題は企業規模だけではなく、
「民間企業セクターが、未だベトナム経済開発の動力となりえない」
ということである。

民営企業が成長しない理由

様々な原因があるが、基本的な原因は以下の通り。

(1)企業法が正式に適用されてからの期間が短いため、
強力な民営企業に成長するには時間が不足している。

(2)経営者に問題がある。
VCCIの新しい調査結果によれば、
労働階層から経営者階層というものが形成されたのは、この近年のことであり、
整備された教育もできていないため、
経営者としての能力は未熟であり、成長の機会も乏しい。

また、ベトナム経営者の学習意識が低く、現状に満足しやすいのも問題だ。
情報収集への投資を重視せず、経営知識の工場に力を入れる気がない。
政府への依存意識がまだ強く、法律を遵守する意識にも欠けていることが多い。

民間企業セクターの割合と指数


労働者資産

2000年2008年2000年2008年
民営企業9.6%56.06%0.09638.9%
FDI企業22%23.62%22%16.1%
国営企業68.4%20.32%68.4%45%

こういった理由から、企業経営が「家族的な経営」に陥りやすくなっている。
「信用」というものが重視されず、連携も弱い。

(3)企業間の連携が未熟

現在、ベトナム企業は国営企業、国家支配権を有する企業、
外国投資関係企業、
民営企業の3セクターに分類される。
残念ながら、現在3つの各セクターは独自に活動している。
これでは民営企業の発展を抑制するだけでなく、
経済全体の企業システムが廃れる恐れがある。

労働者数と主資金


労働者数主資金

2000年2008年2000年2008年
民間企業81.38%95.2%10.49%34%
FDI企業3.9%3%29.27%23%
国営企業14.71%1.8%60.24%43%


経営環境についてVCCIは、
主な原因は、経済発展力がまだ弱いこと、
経済体制がまだ充実していないこと、
経済発展に対する経営者たちの意識が低いこと、
経営者の悪しき伝統意識が強く、社会責任に対する信用が未熟であること、
経営それ自体が、社会の貴いキャリアとして認められていないこと、
などを挙げた。

今後の課題

経済危機後のベトナムにとって緊急の課題は、
国家経済全体を基本から再構築することである。
そして、企業システムの再構築は、
経済全体の再構築の前に実施されなければならない。
企業の再構築には、以下の基本内容が含まれる。

(1)主資金の構造を改善:現在、経済全体で100%国有企業の割合がまだ大きい。

(2)企業間の協力・連携体制を形成する。

(3)法律的な体制と行政手続を改善し、市場関係を尊重する。

(4)企業の組織を再構築する。



サイゴンエコノミックタイムズ  2010年2月26日

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