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2008年10月07日

ベトナム成長持続可能な産業とは


①フランチャイズ展開

ベトナムにはいまだ規制が多く、内需の成長期待により、
事業拡大を図る産業が数多くあります。

中でも、サービス産業は成長余力を大きく残す産業のひとつです。

ベトナムではチェーン展開化されたサービス業が皆無に等しい現状ですが、
ここ数年でKFC、ロッテリア等外資系外食チェーン店が大規模に展開している事情は、
成長余力の大きさを感じさせます。

フランチャイズ展開が可能なビジネスは、
ベトナム特有のリスク、例えば人が定着しない(人的)リスク等を抑えることが出来、
ベトナムに適した成功可能性を大いに秘めたビジネスといえるでしょう。

また、ベトナムが成長してゆくと必ず必要となる
“あるべきビジネス”も大きな成長余力を残すビジネスといえるでしょう。

たとえば、これからベトナムに進出を図る企業も多いので、
会計サービスや決済サービスも“あるべき企業”といえます。

農業ビジネスも今後の人口増加や食生活の変化(野菜から肉を多く食べる)を見据えた
“あるべきビジネス”といえるでしょう。

広大な平地がないという問題点等ありますが、穀物等生産に不可欠な“水”が非常に豊富で、
こちらも成長余力を残す“あるべきビジネス”といえるでしょう。

水産分野においても冷蔵・加工技術等不足しており、成長可能性は大きいでしょう。

世界中でリスクマネーが引き剥がされる中、
ベトナム投資はリスクとみなされるのか、持続成長可能な投資国とみなされるのか。
ベトナム真の評価はこれからです。


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

URL   http://www.bcc-jp.com/
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