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2008年10月14日

ベトナム投資・ヒントのつかみ方


ベトナムブームが終わり、ベトナムを”見切る”輩も増えてきたが、
まだまだ投資のヒントはいろいろなところに転がっている。

投資のヒント=価値・交換比率の相違
 さて、そんなベトナムで各種調査・分析い
 投資の機会を伺う当社であるが、
 価値観の相違や交換比率の違いから
 ヒントが浮かび上がることがある。

 例えば・・・
 1人当たりGDP800USDの国で、
 都市部の若い女の子が200USDの携帯電話を持っている。

 GDPの25%ですから、
 日本で換算すると、都市部の若い女の子が友人と話をするために
 90万円(1人当たりGDPを36,000USD=360万円で計算)の
 携帯を持ち歩く。

 朝食のフォーは15,000〜20,000VND(0.9〜1.3USD)
 こちらはGDPの0.11〜0.16%。
 日本で換算すると朝食代は3,960〜5,760円)
 
 日本の朝食で言えば、立ち食いそば?
 240〜360円(かけそば〜てんぷらそば)
 日本GDP比 0.0067〜0.01%。

投資のヒント=比較・調査・分析
 その他、他国産業の成長過程とベトナム経済を比較してみる。
 他国で成功したビジネスモデルを当てはめてみる。
 国民性や行動パターン、人口構成等を調査・分析することで
 ベトナムが避けて通れない成長過程が見えてくる。

上記のような観点より、内需の将来を見誤らなければ
ビジネスと投資のチャンスは必ず見つかる。

皆さんもベトナム会社四季報を眺めるのではなく、
現地で見て感じて投資のチャンスを感じていただきたい。
Netには投資”出がらし”情報しかありませんので(笑)


株式会社ブルーチップ・コンサルティング
大木健司


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