ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Eximbankの社長によると、2008年2月末までの同銀行の調達資金は
1月より1兆9240億ドン高い、24兆8220億ドンを達成。
これにより、国家銀行はEximbankに、5000億ドンの信用票の購入を要請。
ベトナムドン不足の状況下、要請に対応せざるを得ない状況がある。

ハノイにある小規模銀行社長によると
国家銀行は2000億ドンの信用票購入を要請したが
現在の状況では、資金調達が非常に困難である。
国家銀行の要請により、資金の準備はできたが
現在の調達金利の上限が12％に対し
信用票の金利が年間7.8％というのは低すぎる。

国家銀行は他銀行に対し
再予算発給の際、この信用票を使わないよう要請した。
これは、ベトナムドンの要求と供給の状況が非常に厳しくなっているため
各銀行の活動に影響を与えるからだ。
各銀行は回収実施に合わない可能性があるため
調達資金を貸し出さない。
国家銀行は、ベトナムドン制御のため、急な規定を実施する可能性もある。
こうなると各銀行は、顧客に高い金利を支払わなければならない。

銀行システム内の資金が短期的に使用されたので
各銀行の資金不足の場合、銀行システム内で簡単に資金を借りられる。
現在、銀行システム内における1週間期限の年間金利は、7〜8％だ。
1ヶ月以上貸出する場合、年間金利は15〜17％になった。
国営銀行の預金金利も年間12％に調整されたため
小中規模の銀行は資金調達が不可能になる。

VietA Bank社長によると
1500億ドンの信用票の購入資金の準備が完了したという。
国家銀行の公電No. 02/CĐ-NHNNが出る前に
VietA Bankが3ヶ月の金利を年間13.96％に引き上げた。
VietA Bankはこの魅力的な金利により
3ヶ月間で1日4500億ドンの資金調達に成功した。
しかしその後、国家銀行の要請に基づき
金利を早急に下げなければならなくなり
現在、調達金利は年間12％になった。

現時点で、各銀行が20.3兆ドンの信用票の購入資金を準備できた。
ただ、依然ベトナムドンの要求・供給の圧力が高く
外貨は引き続き各銀行に入ってきているものの
ベトナムドン不足のため、外貨の購入を断る以外方法がない。

つい最近の各商業銀行との会議において
国家銀行ホーチミン支部は
国家銀行本部に信用票の金利引き上げと
実施期限延期にについて建議したが
国家銀行側が正式な回答を出していない。

国家銀行ホーチミン支部長の意見によると
20.3兆ドンの購入期限延期は、インフレ制御に対し適切だという。