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2008年06月04日

USD・VNDレート:波あるも、変動小

ここ数日の自由市場でのドル・ドンレートは
連続して変動。波があり、取引のタイミングを計りにくい。

5月27日~30日まで、
自由市場でのドル・ドンレートが急激に変動し、多くの投資決定を鈍らせた。

27日、多くの人がドルを買い、ドル・ドンレートを1万7,500ドンの高値へ引き上げた。
しかし翌日、レートは1万6,850ドンへ下落し、多くの人がドルを売り投げ。
さらにその翌日に、レートは1万7,000ドンへ回復した。
30日の終りには、自由市場でのドル売りレートは1万7,020ドンのレベルで止まった。

注目すべき点は、ドル買いレートと売りレートの差が、
僅か20ドンであったことである。
この差額は両替店での購入需要も厳しいということを表した。

一部の両替店は売却を断り、買いたい人がなかなか買えないという状態。
自由市場でドル・ドンレートが続けて上昇し、
28日に売却した者は誤った判断をしたという感がある。

また、ある商業銀行が
ドルを1万7,000ドン/ドルのレートで売ったという噂があるため、
一部の人はドル・ドンレートが高値を更新すると考えている。

通常自由市場でのドル・ドンレートは、銀行のレートより高い。
常に波があり、
ここ数年で滅多にないチャンスが連続して到来しているが、
そのタイミングを掴むのは難しそうだ。
一方、一部の両替店がドル売りを止めているため、
さらに見極めが難しくなっている。

国家中央銀行 調査へ

国家中央銀行の外貨管理部長によれば、
自由市場は規模が小さいため、
経済や企業活動へはさほど影響しないということであるが、
今回のレート変動は、国民心理に一定の影響を与えるだろう。
これは、国会代表者であるグェン・ラン・ズン氏が
5月30日に国会会議で指摘したことだ。

また、恐らくこれが原因で、
国家中央銀行は幹部を一部の両替店へ調査にやった。

会議で同氏は、国家中央銀行の総裁に対し、
「世界ではドルが落ちているにもかかわらず、
ベトナムではドルレートが上昇。

2万ドン、更に3万ドンまで上昇する可能性があるという噂が流れており、
国民が非常に心配している。
最近のドルレートの変動は、投機要素に起因するのか。
国家中央銀行はこの変動解消のため、何らかの対策があるのか。”
と質問。
国家中央銀行の外貨管理部長が5月27日に回答した。

同行総裁のグェン・バン・ザウ氏は、
5月のインフレがかなり高く(3.91%)、
一部の国民が心配してドルを購入したことが一因だとした。
同総裁は、
5月のインフレは月初にコメの価格が急上昇したためで、
価格高騰の情報は国民へ充分に伝えられていなかった、
とコメント。
ドルレートの変動は、短期に限り起こり得るとした。

多くの人のドル売買を惹き付けた、自由市場での両替店が
経営許可書を持っているか否かは、調査すべき問題で、
国家中央銀行の幹部は、これらの店に十分注意しなければならない。

5月30日、
同行によって公開された、銀行間市場の平均ドルレートは、
9ドンを上げて、1万6,086ドンに達した。
特に各商業銀行の買値と売値は、同じ1万6,247ドンであった。
これは非常に稀である。


Vneconomy.net  2008年5月31日

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