複数銘柄で高値更新 市場回復の兆し
6月16日の証券取引所は売りが買いを圧倒的に上回り、
この動きは大小の銘柄に共通して見受けられた。
手放しで喜べる状態ではなかった。
しかし、今日の取引で、STB、FPT、SSI、VNM等80%の銘柄が最高値を更新。
同3銘柄が期待通り値を上げたことで市場が一気に回復した。
VN-Indexの上げ幅が最も顕著で、後場で6ポイント上昇。
最終的に5.52ポイント高い378.2ポイントに達した。
市場全体の取引は1,730万株、取引総額は4,722億ドンに達した。
買残が多いことは、市場における需要の増加傾向を示している。
今日の取引を通じ、市場がようやく回復に向ったようだ。
この数ヶ月、一度も上昇しなかった優良銘柄(STB、FPT、VNM)が、
最高値を更新。しかし、SJSだけは、
2007年にHOSEで高い地位を確立したのにも関わらず、
未だ伸び悩んでおり、大きな課題が残っている。
本日の取引結果により、投資家にも楽観的な見方が強まった。
取引量は、市場にとって不可欠な資金、
そして投資家が戻ってきたことをきたことを証明した。
今日の取引は、市場にまだ参加していない投資家に対する
「呼び掛け」となるものである。
市場は、銀行の金利による影響と逆行しているとも言える。
銀行市場でも、余剰資金があれば、楽観的な見方が強まる。
このことは、証券担保の決済における負担を減らし、
銀行側にとってもより安定した活動ができる環境を整える。
他方で、ここ数日のように取引量が急増すれば、
とりわけ相対取引の場合で、
機関投資家による大口取引が、迅速に処理される。
また、今後、政府は各外国機関と重要な会議を行い、
マクロ経済の問題について協議を行う予定である。
この会議で、ベトナムの経済方針を再構築するため、
外国投資家の信用を強固にできる。
HASTCの上昇は4日連続で、
本日は、追加で2.72ポイント上昇。113.81ポイントに達した。
取引数も続伸、334万株に達し、取引総額が867億ドンとなった。
これは、さらに上昇することを期待する動きの現われだ。
取引がない銘柄数は、この1ヶ月で最低となり、
80%の銘柄が上昇、そのうちの殆どが最高値を更新した。
ACB等の大手企業の銘柄は、
Song Da,石油株式と共に市場の即戦力となった。
市場が続伸し、上昇傾向にあるという確固たる信用を築きつつあるが、
今週水、木曜日の取引が、HASTCの正念場になると予想される。
この2日間に実利を上げるために、
3日前に、より安く購入した株を大量に売却する動きが強まる可能性もあり、
当日の市場は、今日のような強い買い需要が必要となるだろう。
Vneconomy.net 2008年6月16日
