08年上半期 10大ニュース
7月1日、統計総局が、
今年前半6ヶ月の経済社会資料を公表し、
ベトナム経済状況に、以下の留意点があるとした。
そのうち、農業、林業、水産が3.04%、
工業と建設分野が7%、
サービス分野が7.6%増加した。
2001年から2007年までのうち、
この6ヶ月のGDP成長は2002年と同様であり、
他の年に比べ低い。
政府の目標7.0%を達するためには、
残り6ヶ月の平均成長率が
7.4%を達成しなくてはならない。
会見に出席した経済専門家の分析によると、
経済の3本柱の中で、
工業・建設分野が、後半、急成長することはない。
しかし、農業、林業、水産、サービス分野に中心に、
力を入れれば、7.0%を達成する可能性は高い、とした。
②国家予算の収支が前年同期より増加
今年前半6ヶ月で、予算収支が計画の60.6%を達する(2007年46.1%)見込み。
主要な収入源が、計画を上回っている。
国内収入成長率は56.7%、
輸出価格の値上がりにより、
原油の売上成長率は64.3%、
輸出活動による収入成長率は67.8%を達成。
一方、国家予算の支出も51.8%増加。
投資開発の支出は45.9%
(基本建設投資に対する支出が44.9%を達する)。
今年前半6ヶ月の予算支出は、計画より50%オーバー。
原因は、主に国営セクターの給料を改善したこと。
これらの支出は52.8%。
③経済への導入資金が引き続き増加
今年前半6ヶ月で、
投資実施額は265.4兆ドン(前年同期比21.1%増)を達成。
うち、国営セクターが106.1兆ドン、
民間セクターが80兆ドン、
外国直接投資資金が79.3億ドンであった。
国家予算の出資額は減少し、
前年同期41.8兆ドン(計画の43.8%)に比べ、
39.1兆ドン(計画の39.8%)であった。
Bui Ba Cuong会計総局国家口座システム担当部長によると、
これらの数値は、
11の代表団が各省、各地方自治体の
投資状況の監査し、資料を取り集めているとのこと。
外国投資 引き続き増加
6月20日まで、全国で478外国投資案件があり、
その投資申請額は309億ドルであった。
件数自体は前年同期より29.5%減だが、
投資資金は324.3%増となる。
158案件の追加出資資金6億6120万ドルを加えると、
今年前半に、外国投資資金は316億ドルを達成、
前年同期の3.7倍であり、
去年1年間の213億ドルと比べても、すでに超過している。
④小売・消費サービスの売上447.3兆ドン(前年同期比30%増)
値上げの要素を除くと、38%増加。
民間の消費減少が、値上げの理由である。
⑤昨年前半6ヶ月の消費者物価上昇率は平均20.34%、
この数年で最も高い。
主な物価上昇は、食品、飲食サービス 33.05%、
住宅、建設 20.49%。
食糧、セメント、鉄の値上げが主な要因である。
⑥輸出額 引き続き増加
この6ヶ月の輸出額は約297億ドル(前年同期比31.8%増)。
主な輸出品の多くが、値上がりした。
原油は平均69.5%、米は88%、コーヒーは40.4%、
ゴムは33.7%の値上げ。
一方で、6ヶ月の輸入額は445億ドル(前年同期比60.3%増)
に達する見込み。
原因は、輸入量の増加と、商品の値上がりで、
主な輸入品のうち、ガソリンは61.8%、
鉄は29.8%、肥料は96%、プラスチックは15.4%
いずれも値上がりしている。
さらに、輸入超過額は148億ドルに達する見込み。
これは、輸出額の49.8%に相当し、前年より高い。
ただ、この数ヶ月、輸入超過額はかなり減少している。
⑦輸送量の増加
顧客運搬回数が8億9910万人、運搬回数が10.8%増加。
商品運搬量は2億730万トン(前年同期比10%、増)を達成。
⑧全国で外国人230万人が入国(前年同期より8.1%増)
そのうち、観光目的が140万人。
ビジネスが急増し43万人(前年同期より39.7%増)に達した。
⑨国内・国際郵便、テレコムが急速に発展
2008年6月末までに、
電話・インターネット加入者は6,180万人。
内、新規加入者は990人である。
郵便テレコムの売上は33兆ドン(前年同期より32.2%増)を達成。
⑩生活水準に改善見られず
国営セクター労働者の月収が
平均230万ドン(前年同期より21.1%増)となった。
ただ、物価も上昇しているため、
生活水準の改善にはつながらない状況である。
農村・山岳地域に暮らす人々は、非常に困窮している。
6月20日まで、全国で45万2,500人(前年同期比55.3%増)が
貧困生活を送っている。
Vneconomy.net 2008年7月2日
