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2008年11月15日

預金金利 14%に引き下げ


市中銀行は、公定歩合引き下げに伴い、
預金金利を引き下げた。14%はインフレ抑制政策前の水準である。

11月13日、投資開発銀行(BIDV)は
7回目の金利切り下げに踏み切った。
これにより、BIDVの貸出金利は年間1%減少し、
短期貸出金利は年間最高15%となった。
これはBIDV全ての顧客に適用され、
貸出金利14%は、
事業が順調な生産企業、
エネルギー、ガソリン、鉄、セメント、
肥料、薬などの必需品を生産メーカー、
中小企業、輸出のための資金借入
(米の輸出など)などの事業資金借入に対して適用される。

BIDVの中長期金利は最高年間15.8%。

特に、今から年末まで、
輸出製品生産企業、輸出用食糧の購入企業などの
輸出契約提携企業に対する貸出資金が
3兆ドン増加予定。
また、中小企業に対しての貸出資金30兆ドンは、
貸出額がさらに増加し、
2008年12月31日までに3兆ドンに達する見込み。

USDの短期貸出金利については、
3ヶ月期限の貸出金利が年間5%、
3ヶ月~6ヶ月の貸出金利が年間5.5%。

Tran Bac Ha-BIDV代表取締役会長によると、
今回の貸出金利切下げは、
2008年11月17日から実施される案件にのみ
適用されるだけではなく、
既に契約済みで実施に至っていない案件に対しても
適用される予定だという。

またBIDVは、国家銀行総裁の指導に基づき
慎重に貸出構造を検討すると共に、
鉄、セメント、エネルギー、肥料、木材、
コーヒー、米の生産企業に集中的に貸出予定。

その他、農業農村開発銀行 (Agribank)は、
全国の農家及び小規模企業に対し、
貸出金利の引き下げを決定。
この決定によって、農林水産企業に対しする貸出金利は
年間14.4%に切り下げられた。(月1.2%に相当)
また、生産・輸出の中小企業への貸出金利は
年間15%に切り下げ(月1.25%に相当)。

この各行の動きについて、Giau国家銀行総裁は、
「今回の引き下げが、各企業や農家にとって有利に働き、
資金源確保を容易にすることになるだろう。
インフレ前の貸出金利は、月1.1%~1.5%であった。
現状の月1.25%は、各銀行の大きな努力によるものだ。
この数値は、インフレ前の金利と同水準である。」
と述べた。

Vietnamnet 2008年11月14日


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