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2008年12月24日

09年 中小企業の倒産相次ぐか?


ベトナム企業35万社の95%を占める中小企業のうち、
80%は経営難に陥っており、今後営業を中止、倒産する可能性が高い。

Cao Sy Kiem元国家銀行総裁、中小企業協会会長、国家金銭コンサルティング会議の委員は
「2009年にベトナム経済、特に中小企業は
2008年から続く深刻な経営危機に直面しなくてはならず、多くの企業が倒産する。」
と述べた。

中小企業はベトナムの企業全体の95%を占めるが、大部分の企業が経営困難に陥っている。

多くの経済専門家によると、各中小企業は2008年の経営困難を経て、
来年、状況はさらに厳しくなり、多くの企業が生産活動を中止、倒産すると考えられるという。

ベトナム伝統商品生産村(伝統村)協会の報告によると、
現在1,000万世帯のうち500万世帯で仕事が見つからず、
重点経済団地における生産活動を中止した企業、倒産企業の数も増加している。

2008年第4四半期に入って、インフレ傾向に歯止めがかかったが、
ベトナム中小企業協会の調査結果によると、
中小企業協会の成員の80%が経営難に陥っており、
60%は効果的に営業しておらず、20%は営業の継続が難しいという。

現在、インフレによる物価の上昇は抑制されたが、
企業の経営難はまだ改善されていない。

256社の信用性に関する財政サービス会社(WVB FISL) 及び
ベトナム石油投資財政コンサルティング株式会社(PVFC Invest)の調査によると、
第4四半期の企業の信用指標は第3四半期より7ポイント減って、
100ポイントから93ポイントに下がった。
同調査によると、66%の企業はベトナムの経済状況が12ヶ月前より悪くなったとしている。

現在、ベトナムの中小企業各社の資本金は100億ドン以下、労働者数は300人以下である。
中小企業の資本金総額は850億ドン、毎年の雇用は企業全体の40%~50%を占めている。

ベトナム中小企業協会によると、
現在中小企業の60%(約20万社)が経営難に陥っており、約7万社が営業を中止し倒産、
一方で残りの企業は良好な営業活動を継続しているという。


労働者紙 2008年12月23日


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