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2009年02月03日

問題山積 ベトナム海運分野


近年、ベトナム海運分野は大きく発展した。
船舶の種類や数、品質の面で急速に上昇し、
北アメリカ、南アメリカ、欧州、
西ヨーロッパ、西アフリカ等の新市場を開発した。
しかし、目前にはまだ様々な問題がある。


第一の問題

まず、一番の問題は国際経済衰退の傾向である。
2008年、国際経済は複雑に変動し、
インフレが加速、経済成長はスローダウンしている。
最大経済国であるアメリカは特に衰退が著しく、
多くの国は経済成長目標を見直した。
この経済衰退と共に、海運の需要も急速に減少、
船舶の余りが発生し始めた。

ベトナム交通省によると、
国際経済危機及び経済衰退の影響で、
2008年7月上旬より海運の運賃が急速に下降(平均70%)、
海運活動が非常に困難になっている。

Bui Quoc Anh-Bien Dong海運会社社長によると、
ベトナムから南アメリカ、ヨーロッパ地域への運賃は
2008年第2四半期末より60%~80%減。
運賃が90%下がった線路もある。
以前1トン当たり100USDであった
ベトナムから南アメリカへの運賃は、現在8~9USDしかない。
ベトナムからヨーロッパへのコンテナの運賃は
1TEU当たり1,400USDから300USDに下がった。
運賃だけではなく、運搬貨物の量も40%~50%減。

ベトナム船協会によると、
現在、多くの運搬会社は燃料費を節約し
赤字を避けるため、活動を中止している。
シンガポールのNOL Ron Widdows会社は
アジア・ヨーロッパ路線の運搬能力の25%・
全太平洋路線の20%を切り下げた。
ベトナム最大の海運会社であるVOSCO は、
赤字を避けるため重体船の運搬を中止した。

第二の問題

二つ目の問題は、
オイルの価格が安定していないことである。
2008年の第1・第2・第3四半期、
オイルの価格は継続的に上昇し、一時は147USDにまで高騰した。
船の大きさ・新しさによって燃費が違うが、
燃料費は運賃の40%を占める。
現在、オイルの価格は下がったが、
経済衰退の状況では活動しない方が「得」である。

第三の問題

三つ目の問題は、
USD/VNDの為替レート及び銀行金利の変動である。
長い間、インフレを抑制するため、
海運企業を含むベトナム企業は
高い金利で銀行から資金を借入れていた。
しかし、銀行から資金を借入れても、
企業の収益が金利をカバーできない。
世界では、商業銀行に対する割引金利及び
中央銀行の資金供給金利が、
日本:0.30%、
アメリカ:1.00% 、
ヨーロッパ:1%~3% 程度である。
特に、最近日本の銀行は金利を0%に下げた。



Vneconomy.net 2009年2月2日

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