ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Mekong Capitalは、
CEOの性別によるベトナム上場会社の活動状況について、
以下のように発表した。

07年1月2日から09年1月16日までの
2年にわたる調査の結果、
CEOが女性である会社の
平均利益（average annualized return)は、年間－17.1％であった。
（マイナス成長なのは、経済全体の状況によるもの）
CEOが男性である会社の場合、
この数値は年間－38.8%で、
市場全体で見た場合、年間－34.9%であった。

平均利益は、各会社の
最新時価総額（調査期間の終日の時価総額）に基づき
計算されたもの。

ベトナムの上場会社の中で、女性CEOの会社は、
全体の7.5%である。
証券市場で見ると、女性CEOの会社の時価総額は
全体の18.3％に上る。

CEOの性別による上場会社の時価総額の割合

	女性CEO会社	男性CEO会社
HOSE	0.242	0.758
HASTC	0.006	0.994
HOSE+HASTC	0.183	0.817

Chris Freund-Mekong Capital Managing Directorは
「この調査は、研究期間こそ短かったが、
各上場会社の長期的な活動状況に関する
一定の結論を見ることが出きる。
結果は、我々が1990年に予測していたことと一致している。」
と言った。


Freund氏は、
Mekong Capitalの投資品目の中で、
最も顧客満足度の高い投資案件は、
Phu Nhuan金・銀販売株式会社（PNJ）である、としている。
PNJはベトナムにおける
金・銀の販売分野で成功した会社であり、
Ngoc Dung社長兼会長(女性)が辣腕を揮っている。
PNJは2009年3月上場予定。