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2009年02月13日

ベトナムの繊維製品輸出 インドを凌ぐ勢い


欧米の巨大市場は国際金融危機を受け、インドの繊維製品に代わり
バングラデシュ、ベトナム、中国の繊維製品を輸入したい意向である。


エコノミクスタイムズ2月10日号によると、2009年、
ベトナムの繊維製品の輸出はインドを越えるという。

インド繊維製品輸出促進協会(AEPC)の報告によると、2009年、
ベトナムの繊維製品輸出額は100.8億ドルと2008年の84億ドルを上回るが、
インドは2008年87.8億ドルからの92億ドル増加に留まる。

この予測どおりであれば、ベトナムがバングラデシュ(120億ドルの予測)に次ぐ。
国際金融危機の影響を受けた欧米市場は
価格の安いバングラデシュ、ベトナム、中国の繊維製品からの輸入を望むだろう、
というのがアナリストの意見である。

EU向けでは、2008年の年初8ヶ月ではベトナムが10.4億ユーロの繊維製品を輸出したが、
インドは33.8億ユーロである。
ただ、伸び率ではベトナムが10.25%に達したが、インドはほとんど伸びていない。

米国向けでは、2008年の年初9ヶ月ではインドの繊維輸出額が1.25%減、
ベトナムが20.79%増となった。
輸出製品は全て米国政府のダンピング防止委員会により監査されるが、
上記AEPCによると、アメリカは同防止委員会で、
ベトナムの繊維製品に対する制限を特に設けていない。



ベトナム通信社  2009年2月13日

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