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2009年05月28日

ベトナムドン最大6%切り下げ


5月26日のUSD/VNDの為替レートは
1ドル17,782ドンである。
銀行システム内の為替レートが1ドル18,050ドンである。
BIDVの予測によると、今年の為替レートは最大6%しか変動しない。


商業銀行の中では、この数日間で
Vietcombankの購入値が売却値より2ドン低く掲載された。
他の大商業銀行も売却値と購入値を同様に掲載し、
1ドル17,782ドンである。

銀行の外貨担当社長は、
「外貨の購入状況が余り改善されていない。」と述べる。
銀行システム内の売買為替レートは先週より低くなったが、
1ドル18,050ドンである。

2009年の為替レートがどのように変動するか。
投資開発銀行(BIDV)によると、
年初4ヶ月でベトナムに導入される外貨が12億ドル増加。
為替レートを急速に増加させる主な要素は
人民による外貨の保有である。

特に、金利支援プログラムは、
VNDとUSDの為替レートを減らした。
人民がVNDの預金からUSDの預金に変えたため、
4月末の外貨預金資金が2008年末より4.52%増加、
外貨の貸出資金は去年末より1.6%減少した。

輸出入の状況に基づいて計算された
今年のベトナムの超過輸入額は69ドルになり、
前年同期より60%減。
外国直接投資案件の実施額が50億ドルに達すると予測される。
ベトナムにおける間接投資資金は25億ドルになり、
2007年の200億ドルより大幅に減少した。

従って、外国投資家の大量な資金の換金が
為替レートに圧力をかける可能性は低い。

ODAの実施額は10億ドルに達すると予想され、
在外ベトナム人からの送金は30億ドルに減少、
期限になった外国借款が15億ドル返済される予定。

2009年のベトナム経済全体を見ると、
2009年の経済状況は2008年より非常に良くなり、
超過輸入額が約10億ドルにとどまる見込み。
マクロ経済、インフレ、超過輸入、外国投資資金の換金等の
2008年の問題が2009年では大きな問題ではない。

今年の外貨準備資金は200億ドルであり、
外貨市場を安定させることが実現する可能性が高く、
VNDの価値が最大5%~6%切り下げられる。



サイゴンマーケティング紙 2009年5月27日

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