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2009年05月29日

年初5ヶ月 ベトナム経済の留意点は…?


ベトナム経済は依然成長傾向にあり、
最低限を超え、国内の需要は上昇、
諸品の在庫量も減少傾向にあるが、成長率は低い状態が続いている。


主な経済指標の統計には、5月と年初5ヶ月の経済に関しての
評価が記されている。

(1) ベトナム経済は成長傾向

農林水産系の生産量は第1四半期の予測を上回る傾向。
特に、生産価値は0.9%増(農業生産は0.1%減)、
付加価値は0.4%増となった(農業生産は0.5%減)。

レストラン等のサービス価格の上昇率は、
物価の上昇率を上回っている。
食糧価格は0.37%減。米の輸出量は前年同期の1.5倍であった。
コーヒー、お茶、胡椒等農産物の輸出量は増加。
食品価格の上昇は鈍い。

5月、工業生産は4%増で、前4ヶ月の3.3%を上回った。
しかしこれは国営企業セクターの傾向であり、
民間企業セクターと外国投資セクターでは、
それぞれ3.7%と3.3%増となった。

建設分野は国内需要引上げ政策と、建設資材価格の下落により、
引き続き高い成長率を維持している。

(2)外国直接投資は急減、一方で国内投資は回復良好。
  外国投資の減少を補填し、投資総額も引き上げた。


新期の外国投資申請額と増資額は66.8億ドルで、
前年同期比76.3%減となった。
中でも、新期申請額は27億ドル、89.2%減であった。
増資申請額は39.6億ドルで、27.8%増。
実施額は28億ドルと予測、29.1%減となる見込み。

一方で間接投資はベトナムに戻る傾向。
特に国内の投資資金が急速に増加しつつある。

(3)国内消費は増加。

2月末までの在庫過多の状況は大きく改善された。
販売やサービス系の売上は、実際価格で
前年同期比21.5%増となった。

平均の物価上昇要素(11.59%増)を除くと、
この売上は8.9%増となる。
この増加率は年初から最も高く
(1月4%増、2月5%増、3月6.6%増、4月7.4%増)、
GDP成長率を上回り、経済危機の抑止力として期待できる。

(4)貿易に新しい動き。

5月の輸出総額は44億ドル、4月をわずかに上回った。
年初5ヶ月の輸出額は228.57億ドルで、前年同期比6.8%減。

一方5月の輸入額は59億ドルで、4月より増加。
5ヶ月の輸入額は239.85億ドルで、37%減となった。
第2四半期は輸出超過となったが、
4月は11.17億ドルの輸入超過であった。
5月の輸入超過額は15億ドル、5ヶ月では11.28億ドルとなる。

従って、再び輸入超過傾向が強くなってきている。
しかし、今年の計画、207億ドルは下回る見込みで、
昨年の180億ドルの3分の1~2分の1となる見込み。

(5)動きは活発化してきているものの、経済成長率は依然低い。

経済成長率の目標達成の可能性はまだ低い。
インフレが年末に上昇する可能性があり、
外国投資や外国観光客はまだまだ減少傾向である。



Vneconomy.net 2009年5月29日

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