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2009年06月20日

大手企業の多く 店頭取引株価で上場の予定


ホーチミン証券取引所は
Vietcombankの12億単位の株式のうち
11,228万単位に対して上場を承認した。
今回の上場株式は、以前のIPOで売却された株式である。
当然、VCBの売却開始株価は
投資家にとって未知である。
Vietcombankに続きVietinbankも上場予定で、
取締役会の期待する株価は50,000VNDである。


Vietcombankと比較して
Vietinbankの上場はより二つの点で有利である。
まず、1点目として
Vietinbankの上場予定株数は5,600万単位で、
Vietcombankの半分程度であるという点が挙げられる。
そして、2点目として
Vietinbankの落札平均株価がVietcombankより低い、
といった点である。
Vietinbankの取締役会は、上場開始株価について
楽観視しており、
投資家にも50,000VNDと大きく期待されている。
一方、Vietcombankについては、
現在の市場状況に合わせて「適切」な株価で上場させても
IPOで落札した投資家にも損失を与える結果となろう。
従って、株主の利益を確保するとともに、
市場全体に影響を与えないために、
どの程度の株価で上場するか難しい判断に迫られる。

大企業である国営銀行の
上場開始株価は市場に大きな影響を与える。
株価が高すぎて未上場市場の取引状況にマッチしない場合、
利益を確保するために大量のVCB株式が
売り出されることが予想される。
一方、ほかの株式より比較して、
低い株価で上場された場合、
投資家が大量に投資することになる。
Vietcombank、Vietinbankなどの
人気が高い株式が上場する際、
利益を確保するために大量の株式が売りに出された場合、
需要に対応できないと
VN-Indexが下落することになる。
さらに、これらの会社の時価総額は
全体に対して高い割合を占めており、
ネガティブな変動はIndexに大きく影響を与える。

VietcombankとVietinbankの株価は
既に上場されているHCMとSHBの銀行2行と同様、
急変する可能性が低い。
また、未上場市場においては
VietcombankとVietinbankの株価は低迷しており、
取引も硬直気味で供給源も少なく、
実際の取引額や取引高も大きくない。

そのほか、HCMの株式については、
機関投資家と社員とを合わせた保全率が
上場株数の80%を占め、
残りの20%・800万単位が、
小口株主により保全されている。
また、SHBの株式については、
まだ5,000万単位の株式しか上場しておらず、
これは資本金の25%程度であり、
このうちの1,750万単位が売却を制限されている。

現在、2009年6月15日までの証券各社の報告によると、
Vietcombankの株式は未上場市場において
株価50,000VND前後で取引され、
Vietinbankの株価も
42,000~43,000VNDの間で取引されている。
また、Vietinbankについては
開始株価50,000VNDで上場された場合、
利益確保のために大量の株式が売りに出される可能性がある。
さらに、同行の落札平均株価は20,000VND程度のため、
流動性が高いことも拍車をかけると見られ、
上場開始株価が落札平均株価よりかなり低くなると思われる。

証券市場の安定性を確保しつつ、
株主に対して最良の選択肢を提供するため、
上場開始株価は未上場市場の取引株価を参考にして
決定するべきである。
未上場市場で株式を取引する際、
投資家は発表された企業情報を参考にして売買している。
また、主観的な観点よりかけ離れた株価では
上場しないほうがよいのは当然であり、
最終的に株価は
市場の需給に合わせて調整されるものである。



証券投資紙 2009年6月19日

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