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2009年07月01日

小売市場の拡大 将来性に各企業期待大


「Research and Markets」のインターネットサイトに掲載された
ベトナム飲食品に関する最新報告書で、
ベトナムは世界経済危機にも関わらず、
魅力的な投資先である、としている。


「Research and Markets」の評価によると、
国際経済衰退の影響は避けられないが、経済状況はまだ明るく、
09年、GDPは2.9%となる可能性もある(各国はマイナス成長)。
ベトナム経済は2009~2010年にかけて、
アジア各国の中で最も大きく発展する国と期待され、
2011年は、さらに成長率を加速させる可能性がある。

同報告書は
「ベトナムの缶詰食品の小売市場は、
09年第2四半期にかなり開発されている。
2009年4月、日本のファミリーマート は、
9月までに、ホーチミン市でベトナム初の代理店を開設する計画を発表した。
現在、ベトナムで缶詰食品の小売市場の発展が遅いとされているが、
2013年までに、81.7%の発展をするのではないかと予測されている。
ファミリーマートは、それまでにベトナムでのシェアを
確保したい構えだ。

同じ時期、Saigon Co-opは、年末にかけての
マーケットネットワークの拡大計画を発表、
35~50か所に広げる予定だという。
各マーケットの販売売上は、
2014年までに97.4%を増加すると予測されている。
Saigon Co-opは、この成長で大幅に利益を伸ばせることを期待している。

9月3日、英ビール会社は南アフリカのビール会社、
SABMillerと提携し、ベトナムミルク会社の株式を購入した。
SABMillerはベトナムの代理店に大きく投資する計画がある。
ベトナムのビールの消費需要は2013年には
56.1%増加すると予測されている。 」と掲載した。

「Research and Markets」によると、
ベトナム食品加工業は、
アジア開発銀行(ADB)から、
世界市場に進出するための衛生的で安全な品質を確保するための、
施設整備料として、9,500万ドルの支援を受けることが約束されているという。
こうした努力により、ベトナムは自国のアピールができると共に、
第2四半期の営業成績を通じて、
魅力的な投資市場であることを確認した。



Infotv.net 2009年7月1日

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