« コカ・コーラ社 ベトナムへ2億ドルを追加投資予定 | メイン | ベトナム経済は中国ほどのスピードで回復できるか »

2009年09月08日

ベトナム経済に対する世界の評価は


投資家営業日誌(Investor’s Business Daily)は近い将来に
ベトナムが日本、韓国、中国の次に
アジア地域の「新虎」になるとする予想を掲載した。


これは近い将来の経済発展潜在力に関する
客観的な評価の一つである。
世界中で経済衰退が起こる背景において、
ベトナム経済が回復する能力が明らかになっている。

ベトナム - 東南アジアの中で一番活発な通信市場

Bussiness Wire (BW)コンサルティンググループの
「ベトナム-通信、携帯電話、3G技術及び予想」に関する
年間報告書は、ベトナムの通信分野の発展展望
及び全体の視野を評価した。
BWによると、新しく導入したベトナム通信市場は積極的に発展し、
外国投資家にとって魅力的な市場になっている。
BWによると、他の国と同様に、ベトナムは
国際経済危機による影響を受けたが、
ベトナムはインフレの維持及び需要引き上げに関する経験があるので、
国際経済衰退を早期に乗り越えられる国である、としている。

ベトナムは困難な状況で経済成長を維持することができる。

上記はベトナムにおける国連開発プログラムの
高級経済専門家-J. Pincusの分析記事である。
この記事は2009年4月号のASEAN Economic Bulletinに掲載された。
この記事はこの20年間のベトナムの経済成果を説明すると共に、
ベトナムに対する国際経済衰退の影響を分析した。
特に、ベトナム政府は実施している大手国営企業の
改善計画を通じて、これらの企業が資金力を有効に使い、
社会に対してより多くの製品を供給し、雇用人数を増やし、
マクロ経済を安定させ、インフレを抑制し、
貿易の赤字を減らすとしている。

記事の最後に、「この20年間で埋められた貴重な経験により、
ベトナムは年間平均7%のGDP成長率を維持することができ、
経済衰退の状況に対応でき、国民の生活水準が向上した。
この様な成果を得られたことは政府が需要引き上げ対策を
適切なタイミングで実施し、国営企業に対する確固たる対策を適用し、
金融分野への投資を監査したためである」とある。

2009年にベトナムは今までのコメの輸出記録を超えた。 
アメリカのBloombergは国連連合食糧農業機関 (FAO)の
情報を掲載し、ベトナムのコメの輸出が今まではない記録に達した。
FAOによると、今年にベトナムの米輸出が
540万トンを達する可能性があり(2005年に520万トン)、
タイ(830万トン)の次となる。
FAOにもよると、ベトナムはコメの輸出で発展潜在力がある国であり、
ベトナム米がタイ米より1トン当たり160USD安い。

ベトナムは世界で一番幸福の5カ国の中に入っている。

7月上旬、イギリスのNews Economics Foundationファンドは
HPI(Happy Planet Index)の指数を通じて
世界で一番幸福で生活できる国のリスクを発表した。
その中、上位10カ国は、経済発展国であり、
主にラテンアメリカ、カリブで、
ベトナムは唯一のアジアの国であり、5位となった。

他の指数であるGDP、HDI (人間開発指数)と比べて
HDI指数は寿命、国民の生活に対する満足度を表し、
経済関係の要素は含まない。
ベトナムは5位、中国が20位、シンガポールが49位、
韓国が68位、日本が75位、アメリカ144位、
イギリス74位、フランス71位、ドイツが51位に位置づけた。
今回の評価は143カ国で実施された。

ベトナムは農業農村開発を重視している。

7月末号の中国の現代世界誌は、
ベトナムの農業農村開発政策に関する記事を掲載した。
同記事によると、ベトナムは人口の70%以上が農民であり、
改善政策によりベトナム国民の生活が裕福になり、
世界の上位のコメ輸出国となった。

現在、ベトナム政府は農業農村開発に対して
引き続き力をいれ、様々な計画が実施されている。
その中心の計画は「3段階計画」である。
まず、農業労働組合の方式から、家庭農業に変更した(80世紀末)。
第2段階は90世紀より実施され、土地使用権制度が
「5権」の政策を中心に実施された。
第3段階は土地使用権を取引化し、土地売買の規模を拡大する。

ベトナム - 東南アジアの魅力的な観光地

2009年6月上旬にイギリスのIndependence紙は
ベトナムの観光開発の潜在力を高く評価した。
ベトナムは東南アジアの中で一番魅力的な観光地と評価された。
Independenceによると、毎年ベトナムは400万人の顧客を集め、
ベトナムを選ぶ外国観光客が増えている。
ベトナムは素晴らしい遺跡、観光地、高級ホテル、
美しい海岸が多くあるが、旅費が適切であり、
環境が親しく、ベトナム人が親切である。
特に、ベトナムは外国観光客に対して安全な国である。



Vneconomy.net 2009年9月7日

« コカ・コーラ社 ベトナムへ2億ドルを追加投資予定 | メイン | ベトナム経済は中国ほどのスピードで回復できるか »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー