ブルーチップ ベトナム投資ニュース

国債発行で調達した資金のうち、
7億USDは国家予算に返還し、
残りは計画投資省と財政省に委託の上、
適時、返済可能な案件に投資予定となっている。

財務省には、国債発行の時期や、
発行にあたっての期限と金利を決定する権限がある。
ただし、10年期限債券の金利は年7％以下と定められている。

この債券発行は、07年6月1日付政府議決No. 7/2007/NQ-CPと
議決No. 54/2007/NQ-CPに基づき施行される。
それによれば、ベトナムが国際金融市場に国債10億USDを発行、
期限は10～30年に拡大され、
その中で、15年と20年の期限が優先されるという。

上記により調達できた資金は、
ベトナム石油グループ、ベトナム海運公社、Song Da公社、
ベトナム機材製造公社（Lilama）に貸出、
DungQuat石油精製工場、運搬船舶、Xe ca Man3水力発電所、
Hua Na水力発電所の計画に投資される。

2005年10月、ベトナムは初めて
国際金融市場への7.5億USDの
国債（年間金利が7.125％）発行に成功した。