ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Nguyen Van Giau国家銀行総裁によると、
年初から現時点までで、
外国間接投資資金（FII）が
約5億USD減少した。
また、2008年は同57,800万USDであった。

国家銀行総裁によると、
間接投資資金が換金されたことにより、
年初から現在までにおいて、
外貨市場が複雑に変動しているという。
また、この動きは、2007年と逆で、
2007年に導入されたFII資金は
63億USDであった。

そのほか、外貨市場が
大きく変動した原因について、
Nguyen Van Giau総裁は
2008年に超過輸入が急速に増加、
180億USDに達したが、
2007年には約124億USDでしかなく、
一方、年初10カ月の超過輸入が
89億USDであることを挙げている。
なお、今年の残りの2カ月で
さらに30～35億USD増加すると
予測される。

国家銀行総裁によると、超過輸入のうち
ベトナムが必要な商品の輸入活動を
支持せざる得ない部分もあるとしている。
典型的な例として、ガソリン・オイルは
輸入に必要な外貨資金が
100億USDに増加したため、
ガソリンの価格が2008年よりやや調整されたが、
それでも、約60～70億USDのガソリンを
輸入しなくてはならないと予測される。