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2010年01月25日

現代的な販売ルート 2010年に幅広く展開されるか?


商工省貿易研究所の統計によると、現在、
ベトナムの小売分野はGDPの15%に貢献し、
540万人に職を与えている。


2009年に小売・サービス分野の売上が
引き続き18.6%増加する(物価上昇を除くと12%)。

ただ、「ベトナム小売市場:協力・開発潜在力」フォーラムにおける
Dinh Thi My Loan-ベトナム小売業者協会事務局長の話によると、
ベトナムにおける現代的な小売ルートは
まだ全体の販売ネットワークの20%しか占めていない。

この割合は、フィリピンが33%、タイが34%、中国が51%、
マレーシアが60%、シンガポールが90%で、
アジア地域内の他の国と比べてかなり低い。

近年、ベトナム小売分野の構造が大きく変動し、
スーパーマーケット、特殊商品販売店、コンビニストア等の
小売形式が次々に現れた。

ただ、フォルムに参加した多くの代表者が
2010年にベトナムにおける現代小売が
本格的に「発展」することを考える。

Loan氏は「消費割合は所得の70%を占める。
ベトナム消費者は楽観的で、今後の購入能力も
引き続き増加する。」と評価した。

2009年の世界の消費者信用に関する
Nielsen会社の調査結果によると、
ベトナムは2010年現在、世界で4位で、
2009年3月の9位からランクを上げた。
今回、2007年3月から6回連続して減らした
ベトナム消費者の信用も、始めて上がった。

ベトナム消費者の信用指数が2009年4月の85ポイントから
10月の109ポイントに上昇。
同期間の世界の信用上昇は平均9ポイントしか上昇していないが、
ベトナムは24ポイントも上昇した。

実際、WTOに加盟した2009年1月1日から現在まで、1年が経過し、
ベトナムは100%外国企業に対し、市場を完全に開いたが、
外国の小売大手企業はまだ積極的にベトナム市場へ参入していない。
また、ベトナムのGDP成長率は依然高く維持されており、
政府が引き続き外国投資誘致政策を実施する。

Loan氏によると、通常10万人の人口がある町は
大きなショッピングセンターを求める。
1000人の町は1~3つのコンビニストアを必要とする。
ただ、ベトナムの大都市であるハノイ市とホーチミン市では
3万人当たりに一つの現代販売店しかない。

また、Nielsenの研究結果によると、
ベトナムではたまにスーパーで買い物しに行く人の数は
2007年の66%から2008年の96%に増加した。
スーパーマーケットを主な買い物ルートとして利用している人の数が
2007年の11%から2008年の21%に上がった。.

Richard Leech- CB Richard Ellis (ベトナム)社長によると、
小売用の面積がハノイ市とホーチミン市で2010年に大量に供給され、
この状況が今後も続く。

ホーチミン市では中心部から離れた小売用の店舗面積が
2010年に追加に50%増加し、2013年には7倍に増加する。
ハノイ市では2012年に51万平米を追加供給され、
現代小売用の供給源が5倍増加する。

ただ、農村市場を逃さない方が良い意見もある。
農村の人口はベトナム人口の70%も占めている。



Vneconomy.net 2010年1月25日

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