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2010年07月30日

ベトナム ネット利用者数世界20位


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ウェブサイトの監査専門会社Pigdomの
「世界インターネット利用状況」の報告によると、
世界人口は60億人を越えている一方で、
インターネット利用者数はその3分の1以下、
18億人に留まっているという。


この報告書には、インターネット利用者数の多い国の、
上位20カ国が掲載されている。
アジアからは7カ国がランクインしており、
中でもベトナムは、利用者数2,430万人で20位に入った。
ヨーロッパは5カ国がランクインしており(ロシアを入れると6カ国)、
アフリカからは、ナイジェリアが10位に位置づけた。

Pingdomによると、この上位20カ国のインターネット利用者数は、
延べ14.7億人にのぼり、世界全体の82%を占めるという。
インドの場合、実際のインターネット利用者の割合は
まだ6.9%に留まっている。
ただ、人口が世界第2位であることから、
利用者数は世界第4位に位置づけている。

中国は国の人口、インターネット利用者数共に世界最多国である。
インターネット利用者数は、実にアメリカの2倍近くで、
この2カ国の利用者数だけで、
上位の15カ国の利用者数の半数を占めることになる。

この調査では、先進国のインターネット普及率の高さにも言及している。
中でも最も高いのはイギリスで、 82.5%、
続いて韓国 81.1%、ドイツ 79.1%、日本 78.2%、
アメリカ 76.3%となっている。
そして、20カ国中英語を使用したインターネット利用国は
3カ国に留まる(インドを入れると4カ国)。

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報告書は、インターネット普及率の低い国の、潜在成長力も指摘している。
これは将来の大変動が起きる可能性が非常に高い。

アメリカ、日本、ドイツ、イギリス等の先進諸国では、
インターネット普及率も高く、利用者は人口のかなりの割合を占めている。

しかく、インド、中国、ブラジル、ベトナム、
フィリピン等の新興国では、現在の普及率が低い分、
今後の利用者数の増加具合によっては、
世界のインターネット利用の権力均衡が移転することも考えられる。
今後5~10年のうちに、上位20カ国の順位は大きく変動することだろう。



Vneconomy.net  2010年7月30日

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