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2010年09月20日

越英関係 協力体制強化へ


ベトナム・イギリス両国は、両国間の貿易総額を40億USDに、
対越イギリスFDI総額を
2013年までに30億USDに引き上げる目標を掲げた。


2010年9月8日、ロンドン市において、
ベトナム・イギリス間の「戦略パートナー」関係樹立宣言が締結された。
以下は商業・投資に関する宣言の概略である。

・イギリスは、ベトナムに対し、EUとの経済・貿易関係を
 継続促進させていくことに協力する


これは、ベトナムの自由経済体制が発展を続け、
EU基準を満たすことを、を応援していくもの。

両国は、ベトナムとEUがWTO規定に基づき、
PTA交渉を開始する方法を模索している。

・相互の市場への投資・貿易を促進

イギリスは、ベトナムが対イギリス市場への投資・輸出活動を
促進する意向であること、
特に靴、繊維・縫製、家具、農産物、
水産物等の商品の流通を歓迎している。
逆に、ベトナムはベトナム市場への
イギリスの輸出活動も歓迎するもの。

イギリスは財政サービス分野において、
ベトナム最大の外国投資家となる努力をし、
ベトナム市場への貿易と投資を促進する。
特に、保険サービス、銀行、エネルギー、
不動産、小売、通信、IT等の各分野への投資を勧める。

・イギリスは、ベトナムのインフラ開発参加を進める

両国は、インフラ整備の開発資金調達に対し、
公民協力体制(PPP)の潜在力を良く認識している。

ベトナムは、国内のPPP体制の展開研究計画への、
英国政府の支援を歓迎しており、
この分野での経験と専門性のあるイギリス企業との
グループ形成を希望している。

2010年の初め頃、PPP合意書の締結後、
両国は、イギリス企業が
ベトナムでの試験プロジェクトに参加することを期待している。

両国はまた、Vietnam Airlinesの
ロンドン-ベトナム間の直行便の開設
(2011年末を予定)も歓迎している。
この直行便によって、両国間の貿易、投資、観光と、
教育分野などでの関係に積極的な影響が現れることに、
期待を寄せている。

両国は、2013年までの相互貿易総額を40億USDに、
対越イギリス投資総額を30億USDに引き上げることを目標にしている。

イギリス側では、Financial Timesのハノイ駐在事務所開設に対する、
ベトナム側の協力を高く評価している。



CafeF.vn  2010年9月20日

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