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2010年09月30日

東南アジア経済 過去14年間で最も成長


2010年の東南アジア10カ国は
7.4%の成長とされるが、
東南アジアの成長は下落傾向にあり、
2011年には5.4%程度だと予測している。


アジア開発銀行(ADB)の最新報告書によると、
国際経済危機後の急速な回復により
2010年のアジア太平洋地域の経済成長率は
2007年以降で最も高く成長するが、
2011年より遅くなる傾向である。

上記の報告書では中国、インド、タジキスタン、
サモア、インドネシアを含む45カ国の経済が
2010年に8.2%、
2011年に7.3%成長するとしている。
経済成長率は1年前は6.4%アップ、
2010年4月は7.5%アップに調整された。
2011年の経済成長率の予測は
2010年4月と変わらない。

また、中国の経済成長率は
輸出活動及び国内需要の増加によって
2010年に9.6%、2011年に9.1%に達すると
予測された。

東南アジア10カ国は
2010年に7.4%成長するとし、
ヨーロッパ金融危機発生の年(1996年)から
現在までで最も高い。

しかし、東南アジア10カ国の成長は減少傾向であり、
2011年には5.4%程度と予測。
ADBは、
「新発展国の資産へのリスクを好む
 投資家の心理が高まっているので、
 経済成長が高くなると、アジアの新たな発展への
 投資資金が急増する。」
と評価した。

間接投資と直接投資が
長期的な経済改善及び成長潜在力への
信用を反映する。
ただ、市場が不安定になるリスクが
まだ沢山存在しているので、
政策策定者は困窮している。

ADBは
「アメリカとヨーロッパの政策策定者が
 財政政策を厳しくし、
 アジアの新発展国の金利との差が減ると、
 アジア地域への投資資金が換金される可能性がある。」
と述べた。


Vneconomy.net 2010年9月29日

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