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2011年01月05日

外国ブランド志向強まるベトナム 携帯は例外


ベトナムサービス分野では、外国ブランド志向が強まっており、
特に、技術に関連するサービスに強く表れている。


ただ上記理論は、携帯電話サービス分野には該当しない。

ベトナムでは国内携帯電話会社が一番人気である。
2009年末、世界有数の市場調査会社、TNSの調査によると、
ベトナムの携帯電話サービス分野で、
最も人気が高いのは、100%ベトナムの企業であるという。
それらはMobiFone、VinaPhoneとViettelであった。

Beeline、Vietnamobile、S-Fone等の外国関連会社は、
上記の3社に遠く及ばない。
その中で、Beelineはまだ誕生から6ヶ月であるものの、
ブランド認知度が76%に達している。

ただ、MobiFoneの100%、
ViettelとVinaPhoneの99%と比べると、
Beelineの競争力はまだまだといえる。
また、外国関連会社と100%ベトナム会社に対する人気の差も大きい。

TNSの調査によると、ベトナム携帯電話会社間でも、
利用者の愛用率と使用希望率のギャップも大きい。
愛用率の調査によると、
MobiFoneは2位のViettelを大きく突き放している(54%と29%)。
しかし、使用希望率は、
MobiFoneが56%、Viettelが44%、VinaPhoneが25%となる。

2010年末に発表された、他の市場調査研究の報告でも、
TNSと同様の結果あった。
AC Nielsenの調査によると、
ベトナムの携帯電話会社上位8社のうち、
7社が100%ベトナム会社で、
1位がMobiFone、2位がViettelであった。
なおBeelineは、外国関連携帯電話会社の中では
最も注目株となっている。
ただ、人気上位10社の中に、外国関連の企業名は入らなかった。
その格付けの中では、 MobiFoneが4位、
Viettelが8位であった。

通信専門家の分析によると、
携帯電話サービス分野は、他の技術関連サービス分野と全く違う。
同分野では、ベトナム企業が国内顧客を完全に掌握しており、
サービス品質や基準も確立させている。
そのため、顧客がベトナム企業のサービスに満足し、
外国関連のサービスに目が向かない状況となっている。

また、ベトナムに参入した外国携帯電話会社は、
まだ特別なサービスを提供できていないため、
ベトナム市場でのブランドアップができない状況にある。
そのため顧客確保は難しい状況だ。



Vneconomy.net  2011年1月5日

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