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2011年03月16日

東日本大震災 越日貿易にも影響


東日本大震災により、
越日貿易関係が今後どのような影響を受けるのか、
現時点ではっきりした見通しはないもの、各所の懸念は大きい。


日本は、ベトナム繊維、水産分野における、
最大規模の貿易相手国の1つである。

90年代まで、日本の主な輸入品は水産物で、
ベトナムの輸出総額85~90%を占めていた。
しかし、2000年以降EUやアメリカ市場のニーズも
高まってきたことを受け、
現在では、対日市場は全体の約35%に留まっている。

ただ、日本が大口取引先であることに変りはなく、
輸入品は、高品質で高価格のものが主力となっている。
例えば、マグロ、大型の海老、生鮮イカ、干しイカ等だ。

ただ、ベトナム繊維協会(Vitas)によると、
大地震で被災した日本企業の中に、
ベトナムの繊維・縫製企業のパートナーはなかったという。

2010年、日本市場への繊維製品輸出総額は12億USDで、
全体の11%を占めた。
今年も、日本市場への輸出成長率を17~18%と予測してきたが、
この状況では、達成は難しくなりそうだ。



CafeF.vn  2011年3月16日

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