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2011年03月21日

ロジステックサービス 70%を外国企業が担う


ロジステックサービス(運搬、販売等)の売上は
ベトナムGDPの15%~20%を占め、
年間約120億USDとなっているが、
そのうちの70%を外国企業が担っている。


全てを担うには、ベトナムのインフラ整備が
まだ不十分であるためだ。


魅力的な商売

世銀の評価によると、ベトナムは2010年に「低平均所得国」とされた。
発展の初期段階ではあるが、アジアの他の国と比べ、
生産市場と小売市場は急速に発展している。
これはロジステック分野の成功に重要な要素となる。
現在、ベトナムのロジステックは世界の53/155位に位置づける。

ベトナム市場におけるロジステックサービスの売上は
GDPの15%~20%を占める(約120億USD)。
これは莫大な数字だが、他方、ロジステックの中での
運搬サービスの売上は全体の40%~60%を占める。

ただ、この様な魅力的な商売は、APL、Mitsui OSK、
Maerk Logistics、NYK Logistics等の大企業がほぼ握っている。
これらの外国企業は経験が深く、財政力が大きい。
サービスシステムが長年に亘って形成され、サービスの質も高い。
世界中で活動しているため、競争力が非常に強く、
特に、現代サービス技術及び高い経営能力も持っているため、
これらの企業はベトナムのロジステック市場の70%を占めている。


マーケットシェア 失う危機大

ここ近年、ロジステック分野に参加する
ベトナム企業の数は急増しているが、
実際、ベトナム企業の運搬・財政能力はまだ弱く、
主に外国企業の代理業として活動している。
この様な激しい競争がある背景において、
一部の企業は自分の小さなマーケットを作ることができた。
WTO加盟時の公約により、2014年には、外国ロジステック企業が
ベトナムで100%子会社を設立することができるため、
ロジステック市場での競争がもっと激しくなるだろう。

ベトナムロジステック協会の最新統計によると、
外国合弁会社及び100%外国企業は、
ベトナムで幅広いネットワークを形成でき、
プロのサービスを提供しているが、
ベトナムロジステック企業は財政力が弱く、経験不足、
技術整備も依然良くないため、単純なサービスしか提供できない。
仲介を通して活動している会社が多い。
ベトナム企業の競争方法は、主に運搬料金を下げ、
互いに顧客を引っ張りあっているので、
マーケットシェアが徐々に小さくなっている。
多くの企業は、外国企業の代理として活動している。

その他、ベトナムインフラ整備は、
ロジステック分野の開発に良い前提ではない。
交通施設の整備がまだ不十分で、規模も小さく、統一されていない。
具体的には道路の運搬、水路の運搬、空路の運搬が
連携できていない。鉄道が老朽化し、
ロジステックの一連の流れに対応できない。
空路の運搬能力が低く、ロジステック用のターミナル
及びエリアがまだ整備されていない状況である。

これらの問題で、ロジステックの流れが詰まっている。
そのため、販売単価が高くなり、
ベトナムでのロジステック活動の効果が低くなる。
これはベトナムロジステック企業にとって
小さなマーケットシェアを確保するための大きな挑戦問題である。



Sanotc.com  2011年3月21日

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